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PTA広報紙が会長賞を受賞 綾瀬市立綾西小「ふれあい」

話題 神奈川新聞  2018年12月10日 02:00

全国コンクールで入賞した昨年度の綾西小PTAの広報委員会メンバーら
全国コンクールで入賞した昨年度の綾西小PTAの広報委員会メンバーら

 綾瀬市立綾西小学校(同市綾西1丁目)のPTAが発行する広報紙「ふれあい」が、2018年度の全国コンクール(日本PTA全国協議会主催)の会長賞に選ばれた。11月下旬に東京都内で表彰式があり、関係者は「PTA活動を知ってもらうとともに、保護者や子、先生が話題にするきっかけづくりに貢献できた」と、紙面改革の成果を喜んだ。県PTA協議会によると過去10年、全国上位入賞はなかったという。

 審査対象は、17年度に発行された小中学校PTAの広報紙。都道府県別のコンクールで入賞した作品が全国に進み、小中それぞれの部で企画性やレイアウトなどを毎年度競う。綾西小は今年6月、県コンクールで初めて最優秀賞に選ばれ、全国でも3校の会長賞に輝いた。

 同校では10人の広報委員会が年4回、広報紙を発行している。今回、受賞作品を手掛けた前委員長の坂根秀和さん(49)は「PTA委員は初めての経験でボランティアなんだから楽しんだ方がいい」と紙面の見直しに取り組んだ。

 会長あいさつや運動会などの行事写真を掲載するのが一般的だが、例年同じような紙面展開になるPTA広報紙は読者離れが課題とされる。同校ではこの課題を克服するため、まず「ふれあい」の題字以外の表紙デザインを一新。写真配置にメリハリを付け、数ページにわたる掲載記事を読みたくさせる工夫をした。

 他校の広報紙でも見られる教員紹介などの定番記事のほか、毎年度委員決めが難航する広報委の活動を自虐的に紹介したり、「ウワサのPTA」と銘打って委員の本音を探ったアンケートを実施したり、PTAが直面する課題を「ユニークな切り口」(講評)で扱ったことが高く評価された。

 プランナー業の坂根さんは「苦労して発行しても読まれなければゴミ箱行きなので、クイズなど随所に遊び心を入れた」と振り返る。「コピーづくりの経験があったので広報委に手を挙げたが、他の委員はくじ引きでなった保護者がほとんどで負担は少なくなかったと思う。試行錯誤で取り組んだ成果が認められて良かった」と感想を述べた。

 委員の任期の1年だが、坂根さんはじめ3人が18年度も残り、父親の子育てをテーマとした連載を始めるなど紙面向上に取り組んでいる。

 会長2年目の金子正明さん(45)は「広報紙に対するアンケートでも『興味深く隅々まで読んだ』などの回答が多く、会員にも評価してもらった。紙面を通じてPTA活動への理解が広がり、参加者が増える契機になってくれれば」と話している。


楽しい写真が表紙を飾る綾西小PTA広報紙
楽しい写真が表紙を飾る綾西小PTA広報紙

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