1. ホーム
  2. 話題
  3. 明治の別邸文化紹介 小田原市郷土文化館で7日まで

明治の別邸文化紹介 小田原市郷土文化館で7日まで

話題 神奈川新聞  2018年12月03日 10:53

明治時代に花開いた小田原の別邸文化を紹介する特集展示=小田原市郷土文化館
明治時代に花開いた小田原の別邸文化を紹介する特集展示=小田原市郷土文化館

 明治時代の小田原で開花した別邸文化に関する特集展示が、小田原市城内の市郷土文化館で行われている。明治改元から今年で150年にあたることにちなんだ企画で、時代背景やゆかりのある著名人らを紹介。皇族の別邸に置かれていたとされる椅子の実物など約80点を展示している。同館は「昔を知り、現在の小田原の魅力について再認識してもらえたら」と話している。7日まで。

 同館によると、明治時代に入り、東海道本線の横浜-国府津間への延長など交通網が発達すると、小田原は別荘地・保養地として注目されるように。草分け的存在は伊藤博文で、政治家や実業家らが明治から昭和にかけて次々と別邸を構えた。小田原文学館(同市南町)として活用されている政治家の田中光顕の別邸など、一部は現在も見ることができるという。

 会場では別邸文化が開花した時代背景や、別邸を置いた著名人について紹介。当時の人々の足となった、小型の客車を人が押してレールを走らせる「人車鉄道」の模型や、皇族・閑院宮が明治期の小田原に構えた別邸の庭に置いた長椅子なども展示されている。

 東京都調布市から夫婦で訪れた宮川まり子さん(60)は「当時の地域の様子がわかって面白い」と興味深げだった。

 入場無料。午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。問い合わせは、同館電話0465(23)1377。


シェアする