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【病院中毒死】元看護師を追送検 4人目殺害容疑など

社会 神奈川新聞  2018年11月30日 15:49

点滴連続中毒死事件が起きた旧大口病院=横浜市神奈川区
点滴連続中毒死事件が起きた旧大口病院=横浜市神奈川区

 横浜市神奈川区の旧大口病院(現・横浜はじめ病院)で2016年9月に起きた点滴殺人事件で、入院患者3人に対する殺人容疑で逮捕、送検された元看護師の女(31)=鑑定留置中=が、別の男性患者=当時(89)=を殺害したなどとして、神奈川署特別捜査本部は30日、殺人容疑などで追送検した。同容疑での立件は4回目。

 追送検容疑は16年9月中旬、同院内で点滴袋に消毒液を混入し、同市鶴見区汐入町2丁目、無職の男性=当時(89)=に投与させて殺害した、などとしている。捜査関係者によると、同容疑者は消毒液の混入を認める一方、無職の男性を狙った認識はないという趣旨の供述をしている。

 捜査関係者によると、無職の男性は同13日に入院し、ほぼ寝たきりの状態だった。同16日までに別の看護師が消毒液入りの点滴袋を投与したとみられ、同日に容体が急変、2日後の同18日午後1時50分ごろに死亡した。

 司法解剖の結果、体内から消毒液に含まれる界面活性剤の成分が検出されたが、当初は死亡との因果関係が判然としなかった。特捜本部は事件性があるとみて、複数の専門家の意見を聴取するなどし、界面剤の中毒症状が死因と結論付けた。

 特捜本部は30日、同容疑者が別の複数の患者へ投与予定の点滴6袋に消毒液を混入したとして、殺人予備容疑でも追送検した。


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