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木工と絵画がコラボ 横浜高島屋で父子展

カルチャー 神奈川新聞  2018年11月30日 12:53

木工と絵画による親子の競演が楽しめる=横浜高島屋美術画廊
木工と絵画による親子の競演が楽しめる=横浜高島屋美術画廊

 小田原市に工房を構える創作家具作家の安藤和夫さん(66)と娘で画家のニキさん(34)による二人展が28日、横浜駅西口の横浜高島屋美術画廊で始まった。12月4日まで。入場無料。

 和夫さんの厨子(ずし)や机、椅子などの木工家具25点と、ニキさんの油彩画やペン画など23点を展示。木工と絵画を組み合わせた親子のコラボレーションが楽しめる作品も並ぶ。

 宗派を超えて、故人をしのんだり、自分自身との対話の場となったり、との意図で和夫さんが手掛けた厨子には、ニキさんがラピスラズリや金箔(きんぱく)を使い、宇宙などをイメージして描いた絵が内側に使われている。

 「ニキの作品の精神性が深くなってきた。彼岸と此岸(しがん)の境界と考えている厨子に合っていると思う」と和夫さん。

 ニキさんはさまざまな美術展で入選を続け、注目を浴びている。「体験したわけではないが、記憶の中に存在する過去をモチーフにした」という油彩画「なつかしい場所1」は、シェル美術賞の入選作だ。

 青い色使いが印象的で不思議な樹形の大木の元に、フードをかぶった子どもが座っている。「懐かしさには幸せなイメージだけがあるわけではない。私にとって記憶の中の過去は、カタストロフ(惨事)の場合が多い」という独自の世界観が広がっている。

 問い合わせは横浜高島屋電話045(311)5111。


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