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鬼木コーチ、監督昇格
大久保「チャレンジ」 FC東京移籍決断

スポーツ 神奈川新聞  2016年11月08日 02:00

練習後にファンサービスする川崎の大久保=川崎市麻生区の麻生グラウンド
練習後にファンサービスする川崎の大久保=川崎市麻生区の麻生グラウンド

練習後にファンサービスする川崎の大久保=川崎市麻生区の麻生グラウンド
練習後にファンサービスする川崎の大久保=川崎市麻生区の麻生グラウンド

 J1FC東京への移籍を決断した川崎の元日本代表FW大久保嘉人(34)が7日の練習後に取材に応じ、「もう一回、チャレンジしたい」と4年間プレーした川崎を離れる理由を語った。

CSと天皇杯 最高の結果へ集中


 「全部しゃべれるよ。(FC東京に)行くって決めたから」。レギュラーシーズン終了後の3日間のオフが明けたこの日、エースは移籍へと傾いた心境を包み隠さずに打ち明けた。

 繰り返したのは「チャレンジ」という言葉。「ここにいても点は取れると思うけど、何も変わらない、面白くないなって思った。(現役を)そんなに長くやれるか分からないし、どんどんチャレンジしたい。そうじゃないと人生面白くない」

 FC東京からは10月下旬に正式オファーが届いた。2年前にも川崎を上回る好条件でラブコールを送ってきたライバルチームが、再び1番手で手を挙げたことが早期の決断を後押ししたという。「これから(他クラブからもオファーが)来るとは聞いていたけど、また同じところ(FC東京)っていうのは誠意を感じる。ずっとあぐらをかいているのは好きじゃないから」

 希代の点取り屋は2013年に川崎に入団すると、昨季までJリーグ史上初の3年連続得点王を獲得。今季も日本人トップの15得点で、通算ゴール数はJ1歴代最多の171得点まで伸びた。川崎に対しては「最高の思い出しかない。忘れられない4年間」と話し、タイトルの可能性を残すチャンピオンシップ(CS)と天皇杯の結果で、感謝の気持ちを示すつもりだ。

 「(移籍を)隠してても何か気持ち悪いし、これで全力で集中できる。何が何でも優勝したいという気持ちが強い」。クラブ、そして自身にとっても悲願の初タイトルを最高の置き土産にする。

小林の慰留に全力 複数チームオファー
横浜M斎藤、新外国人も補強リスト




 J1川崎の庄子強化本部長はFC東京への移籍を決めた大久保について、「条件うんぬんじゃなくて、環境を変えてやりたいというのもあったと思う。決意は固かった」と話した。

 4シーズンで計82得点を挙げたエースの流出は大きな痛手だが、さらに今季大久保と並んで15得点を挙げた小林にも複数チームからの獲得オファーが届いているという。クラブ側は今後、小林の慰留に全力を注ぐ方針だ。

 また、大久保の穴を埋めるために、地元川崎市出身で日本代表FWの斎藤(横浜M)を補強の最上位にリストアップしているほか、新たに外国人ストライカーの獲得も検討しているという。

鬼木氏 スタイル継続
監督昇格を正式発表


 J1川崎は7日、今季限りで退任する風間八宏監督(55)の後任に、鬼木達コーチ(42)が昇格すると正式発表した。鬼木氏は同日の練習後に取材に応じ、「すごく大きな仕事。難しいチャレンジになるけど、頑張りたい」と意気込みを語った。

 10月中旬に監督就任の打診を受けたといい、クラブからは風間氏が築き上げたパス主体の攻撃スタイルの継続を期待されたという。

 常に上位争いを繰り広げ、「全国のファンが魅力があると認めている」サッカーを引き継ぐことには重圧も感じている。それでも、「最初から風間さんと一緒にやっているコーチは僕しかいない。このサッカーを途切れさせてはいけない」という思いが決断を後押ししたという。

 チームはレギュラーシーズンを終え、年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)と天皇杯を残す。新体制への移行は早ければ11月末になるが、「(現役時代の)鹿島で培ったものや、ここで出会ったサッカーもある。自分の頭の中でしっかり整理して挑みたい」と話した。


】J1川崎の新監督に決まった鬼木コーチ =川崎市麻生区の麻生グラウンド
】J1川崎の新監督に決まった鬼木コーチ =川崎市麻生区の麻生グラウンド

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