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防災力の強化に尽力 松田町の取り組み

社会 神奈川新聞  2016年11月08日 02:00

協定書を手にする本山町長(左)と福山園長=10月28日、松田町役場
協定書を手にする本山町長(左)と福山園長=10月28日、松田町役場

 松田町が防災力の強化に取り組んでいる。近年起きた大規模地震を教訓に、町内唯一の保育園「松田さくら保育園」(同町松田庶子)と災害時応援協定を締結。避難の際に子どもの泣き声などを気にして車中泊しなくても済むよう、3歳未満の乳幼児を育てる家族を園で受け入れる。

 災害発生時の受け入れ期間は、1週間程度。町職員が広域避難所に身を寄せた対象者に声を掛け、利用を促す。自宅が全壊するなど長期の避難を要する場合は、町と園で受け入れ延長を協議する。

 「子どもの泣き声に気を使ったり、授乳時に人目が気になったりして避難所を利用しづらいという子育て世代の悩みは、東日本大震災や熊本地震でも課題の一つだった」と町総務課。子育て中のママ、パパの居場所を確保するため、園に協力を呼び掛けた。

 10月28日に町役場で開かれた締結式で、本山博幸町長は「地域住民の安全・安心につながる」。福山秋子園長(64)は「実際の受け入れ態勢などについて、今後町と一緒に考えていきたい」と述べた。

 また町は1日、食品卸売会社の杉山(同町松田惣領)と、災害発生時に在庫の飲料水を提供する協定を締結した。


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