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共生の響き奏で 朝鮮半島の踊り楽しむ催し 川崎

話題 神奈川新聞  2018年11月19日 02:00

チャンゴなどの太鼓をたたきながらパレードする子どもたち=桜本商店街
チャンゴなどの太鼓をたたきながらパレードする子どもたち=桜本商店街

 実りの秋を喜ぶ朝鮮半島の民族芸能「プンムルノリ」が18日、川崎市川崎区の桜本商店街で開かれたイベント「日本のまつり」で披露された。地域の多文化交流施設・市ふれあい館で韓国・朝鮮の文化を習う子どもから大人までが民族楽器を打ち鳴らしてパレード。「共生のまち」の祭りを彩った。

 在日コリアンをはじめさまざまなルーツを持つ人々が多く暮らす桜本で30年以上続く風物詩。太鼓の勇壮な音色に沿道からは朝鮮語で「チョッタ(いいぞ)」と合いの手が飛び、色鮮やかな民族衣装の子どもたちに「かわいい」と歓声が上がった。

 


チマ・チョゴリ姿でパレードに参加するハルモニたち=桜本商店街
チマ・チョゴリ姿でパレードに参加するハルモニたち=桜本商店街

地域の在日高齢者交流サークル「トラヂの会」のハルモニ(おばあさん)も「差別も戦争もない街づくり」「平和がいい」などと書かれた太鼓を手作りして参加。1世の石(ソク)日分(イルブン)さん(87)は46年前に韓国の親族から贈られたチマ・チョゴリに初めて袖を通し「民族衣装で楽しく踊れるこのまちの素晴らしさを改めて実感した」と感慨深げに話した。

 まつりは桜本商店街振興組合の主催で33回目。エスニック料理の出店やヒップホップダンスのステージも来訪者を喜ばせていた。


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