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【変わる“ラミ流”】狙う「開幕ローテ」 横浜ベイ、3位指名大貫と合意

ベイスターズ 神奈川新聞  2018年11月16日 02:00

ベイスターズと仮契約を結んだドラフト3位・大貫(中央)=茨城県神栖市内
ベイスターズと仮契約を結んだドラフト3位・大貫(中央)=茨城県神栖市内

 ハマで生まれ育った即戦力投手が、ゆかりの地で大輪の花を咲かせる。ベイスターズから3位指名された大貫晋一投手(24)が15日に契約金5600万円、年俸1150万円で入団合意。社会人野球日本選手権で新日鉄住金鹿島を初のベスト4に導いた右腕は「ベイスターズは小さい頃からずっと憧れていたチーム。1年目から先発で結果を残したい」と胸を高鳴らせた。

 その実力は証明済みだ。ドラフト会議後に大阪で開催された社会人野球の日本選手権。「指名された重圧をはねのけて、チームに恩返ししたかった」と最速148キロの直球にツーシーム、スプリットを散らし的を絞らせなかった。

 登板した2戦でともに9回1失点。高い制球力を示した投球で勝ち上がった姿に、吉田孝司スカウト部長は「北別府に似ている。精密機械だね」と元広島の通算213勝右腕と重ね合わせた。

 ベイスターズには縁がある。横浜市青葉区出身で、奈良中時代は横浜スタジアムに足しげく通った。レプリカユニホームに袖を通し、名物のみかん氷を片手に声をからした野球少年は「本物のユニホームを着てプレーできる」と目を輝かせた。

 憧れのユニホームに刻まれる背番号は「16」。提示された中から迷わず選んだのは住友金属鹿島(当時)の先輩で、今季限りで引退した加賀の背番号だ。

 ラミレス監督が求める「変化」も、大貫は既に追い求めている。新日鉄住金鹿島のチームメートで、かつてベイスターズに在籍した右腕・伊藤拓郎から当時の経験を聞き、プロの厳しさを入団前から感じている。

 戦いに勝ち抜くため、181センチ、72キロと細身の体を、年内に75キロまで増やすことを宣言。「1年間戦うために必要。まずは開幕から先発ローテーションに入りたい」。思いの強さを言葉ににじませた。


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