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【大磯町長選】候補者の横顔

選挙 神奈川新聞  2018年11月15日 02:00

大磯町長選候補者。左から飯田氏、玉虫氏、中﨑氏
大磯町長選候補者。左から飯田氏、玉虫氏、中﨑氏

 18日に投開票される大磯町長選は、新人で材木店経営の飯田修司氏(65)、新人で元町議の玉虫志保実氏(59)、3期目を目指す現職の中崎久雄氏(76)の3人が争う。昨秋から休止されている中学校給食の問題や明治記念大磯邸園(同町東小磯、西小磯)の観光政策などを巡って議論を展開している。立候補者の横顔を紹介する。=届け出順


町の誇りを取り戻す
飯田 修司氏(65)


飯田 修司氏
飯田 修司氏

 大磯に生まれ育ち、豊かな自然と閑静な住環境に誇りを持つ。「お金をかける必要はない。今ある資源を生かし、住民が誇りを持って暮らせる普通の町を取り戻していきたい」。現在の町政が進める大掛かりな観光事業に疑念の目を向ける。

 町の財政がひっ迫する中で「大規模事業はしない」と宣言。明治記念大磯邸園を巡り、維持管理など町側の負担を懸念する。「鎌倉のような観光地となる必要はない」と住環境の保全を訴える。

 JR大磯駅前の整備では広場を拡張し通学路を確保。中学校給食問題では「今度は日本一の給食を目指す」と自校方式での早期再開を掲げる。

 町内で約40年、材木店を経営する傍ら、国の重要無形民俗文化財でもある大磯左義長の伝統継承にも尽力してきた。妻と長男と3人暮らし。


市民協働へ後押しを
玉虫 志保実氏(59)


玉虫 志保実氏
玉虫 志保実氏

 「議員にすら情報が開示されず、少数者の意見が顧みられない。議会もこれでいいのかという思いもあった」。国と連携し大事業を手掛ける一方で、情報公開に消極的という現町政のあり方に不信感を抱き、告示1カ月前に出馬を決意した。

 市民との協働を軸としたまちづくりを掲げ「すべての町民が光るため、その背中を押したい」と語る。その第一歩として情報を広く開示し、町民との意見交換の場を設けていく考えだ。

 中学校給食再開に向けて議論を急ぐ町の姿勢に疑問を呈す。「皆が同じ物を食べる必要もない。小食堂を用意するなど、当事者が望む昼食を考えたい」と主張する。

 大磯に生まれ、3人の子を育てた。今は町内でパン菓子店を営む。「楽しい町にしたい」という思いが原点だ。


花開くとき 継続重要
中崎 久雄氏(76)


中﨑 久雄氏
中﨑 久雄氏

 「国や県と築いてきた信頼関係の中で進めてきた事業が花開こうとしている」。3期目に向けて町政の継続の重要性を説く。4年後には80歳を迎えるが、日課のランニングは欠かさず「自分は医者。自己管理は完璧」と健康をアピールする。

 国とのパイプを生かし着手にこぎ着けた明治記念大磯邸園や、大磯港にぎわい施設の整備事業を2期8年の実績として主張する。2017年には再建した旧吉田茂邸がオープンし、1年で約10万人が訪れた。「日本人の心、歴史を知ることができるレガシー」と語り、観光事業を進め地域活性化を推し進める。

 医師を約30年務め、介護予防事業も推進。保健師や管理栄養士が地域を巡回する「おあしす24」の成果を強調し「健康、医療、福祉を大磯の誇りとしていきたい」。


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