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立正大決勝へ ベイ2位指名伊藤技あり一打 明治神宮野球大会、大学の部

スポーツ 神奈川新聞  2018年11月14日 02:00

【関西国際大-立正大】6回表立正大無死一、二塁。神保の三ゴロで二走伊藤裕が三塁へ=神宮
【関西国際大-立正大】6回表立正大無死一、二塁。神保の三ゴロで二走伊藤裕が三塁へ=神宮

【関西国際大-立正大】6回表立正大無死一、二塁。神保の三ゴロで二走伊藤裕が三塁へ=神宮
【関西国際大-立正大】6回表立正大無死一、二塁。神保の三ゴロで二走伊藤裕が三塁へ=神宮

 第49回明治神宮野球大会第5日は13日、神宮球場で高校の部の決勝が行われ、札幌大谷(北海道)が星稜(北信越)に2-1で逆転勝ちし、初出場で優勝を果たした。北海道地区は来春の選抜大会の「神宮大会枠」を獲得し、同地区の枠は2となった。

 札幌大谷は五回に1点を先制されたが、七回に北本の2点打で逆転。投げては西原が緩急を駆使し、1安打しか許さず完投した。星稜は27年ぶりの優勝を逃した。

 大学の部は準決勝が行われ、立正大(東都)と環太平洋大(中国・四国)が14日の決勝に進んだ。立正大は13安打と打線が活発で、関西国際大(関西2)に12-1で六回コールド勝ち。環太平洋大は西山が7回無失点と好投し、近大(関西1)を7-0の八回コールドで下した。

技あり一打で魅了


 魅力は長打だけにあらず。ベイスターズからドラフト2位指名された立正大の4番伊藤裕が、この日は技ありの一打で観客をうならせ、チームを決勝に導いた。

 初回1死の第1打席。走者を一塁に置いた場面で、右横手投げ投手のスライダーをバットに乗せて狙い通り右前に運んだ。「前の試合の打撃から相手に引っ張ると思われていたはず。長打も嫌だろうから内角ばかり来ないと思って右方向を考えていました」

 10日の準々決勝では、左翼席へど派手な決勝アーチ。パワー、勝負強さに加え、器用さとクレバーな分析力も兼ね備えていることを示した。


4打数2安打だった立正大の伊藤裕=神宮
4打数2安打だった立正大の伊藤裕=神宮

 六回には左投手の緩い変化球をおっつけて中前打。コールド勝ちの打線にあって、この日は「つなぎ役」に徹した主将は、一塁走者として、中犠飛から本塁への中継プレーの間に二進するなど、走塁でも意識の高さを見せつけた。

 大会後に球団との入団交渉が控えているが、「今は先のことを考えていない」ときっぱり。名門・日大三高から立正大へ進んで以来、目指し続けてきた日本一を成し遂げるため、目の前の一勝に全力を注ぐ覚悟だ。

 今秋の東都リーグでMVPにも輝いたチームリーダーは、試合後にはナインをこう引き締めた。

 「自分たちは挑戦者。その気持ちだけは忘れないように。全員で食らいついていこう」

 9年ぶりとなる頂点へ、大学ラストゲームでも圧倒的な存在感でチームを先導する。


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