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認知症でも走攻守に活躍 藤沢で家族らとソフトボール

話題 神奈川新聞  2018年11月11日 12:18

走塁で迷ったりしながらも、見事なプレーを披露してソフトボールを楽しんだ認知症当事者ら=藤沢市葛原スポーツ広場
走塁で迷ったりしながらも、見事なプレーを披露してソフトボールを楽しんだ認知症当事者ら=藤沢市葛原スポーツ広場

 認知症になってもスポーツを楽しんでもらいたいと、「第2回神奈川認知症ソフトボール大会」(実行委員会主催)が10日、藤沢市の市葛原スポーツ広場で行われた。認知症の当事者10人が、家族、支援者ら約40人のサポートを受けながら、バッティング、守備、走塁に活躍し、ソフトボールを満喫した。

 認知症ソフトボールは、当事者と家族、支援者で混成チームを結成。走塁では、手をつないだ支援者が当事者を誘導したり、ベースを踏むことができるなどの特別ルールで行う。

 試合は、昨年の第1回王者「神奈川西部湘南エンジェルス」(当事者6人含む16人)に、「相模原横浜MMシュガー」(同4人含む15人)が挑戦。当事者たちは、走塁ではベースを通り越して一直線に走り続けることもある一方、普段は見せない機敏な動きでボールを捕ったり、鋭いバッティングをしたりする活躍を見せ、大歓声を浴びた。

 また、家族がファインプレーを連発し周囲を驚かせるなど、参加者全員でソフトボールを楽しんだ。結果は、MMシュガーが7対1で勝利し2代目王者となった。

 実行委員長で認知症当事者の中村成信さん(68)=寒川町=は「皆さんの支援で楽しい時間を過ごせた。認知症になっても楽しく生きることができることを知ってほしい」と晴れやかな笑顔を見せていた。

 認知症ソフトボール大会は、2014年から全国大会が開催されており、県内大会は昨年6月、県内の認知症支援団体、藤沢市家庭婦人ソフトボール連盟などの協力で開設された。


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