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横浜で70艇が運河をパレード 水上交通で街をつなぐ

話題 神奈川新聞  2018年11月11日 11:58

法被姿で水運の歴史と新たな活用をアピールした「横浜運河パレード」=10日、横浜市中区の大岡川
法被姿で水運の歴史と新たな活用をアピールした「横浜運河パレード」=10日、横浜市中区の大岡川

 横浜中心部を流れ、昭和40年代まで運河として利用されていた大岡川や堀川、中村川を船で巡る市民参加型イベント「横浜運河パレード」が10日、横浜市中区の横浜日ノ出桟橋をメイン会場に開かれた。各会場を結ぶ水上交通の無料体験をはじめ、地域ごとに多彩なイベントを企画。参加者は水辺の街の魅力を感じながら、秋の一日を楽しんだ。

 運河沿いの5町内会の法被姿になった参加者は、大岡川で盛んなスタンドアップパドルボード(SUP)やカヤックをはじめ、水上バイクやボートなど計約70艇に乗船。日ノ出桟橋を上流に向けて出発し、蒔田公園近くの大岡川と中村川の分岐点を通過、元町や横浜中華街に近い堀川へと市街地を巡った。最長では横浜港経由で1周する約7・5キロの船旅となり、護岸沿いに集まった大勢の観客に手を振って応えていた。

 日ノ出桟橋と日本丸メモリアルパーク、三吉橋、石川町の4カ所の船着き場を無料で巡る市民向けの乗船体験には、順番待ちの長い列ができた。各会場では食の市や音楽ライブなどのイベントが開催。日ノ出桟橋では市中央卸売市場本場から生鮮品、キリンビール横浜工場からビールが船で運ばれ、水運の活用の可能性をアピールした。

 水辺でつながる街として地域が連携し、水上交通のほか環境問題や水利を使った防災も考えようと2013年から催されている恒例イベントで、今年は6回目を迎えた。主催したNPO法人「HamaBridge濱橋会」の実行委員長、大島重信さんは式典で「横浜運河パレードが、水上を使った横浜の新しい魅力になってほしい」と話した。


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