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ゴルゴや野犬の原画が並ぶ 川崎でビッグコミック50周年展

カルチャー 神奈川新聞  2018年11月11日 02:00

入り口に飾られている「ビッグコミック50周年展」に寄せられた漫画家たちのメッセージ=川崎市中原区の市市民ミュージアム
入り口に飾られている「ビッグコミック50周年展」に寄せられた漫画家たちのメッセージ=川崎市中原区の市市民ミュージアム

 「大人のためのコミック誌」という領域を切り開いた小学館の漫画雑誌「ビッグコミック」の半世紀を名作と振り返る「ビッグコミック50周年展」が10日、川崎市中原区の市市民ミュージアムで始まった。9日にはオープニングセレモニーが開かれ、同誌で連載を持つ藤子不二雄Aさん※は「新しい漫画の進化、進歩につながった。漫画家の世界が広がった」と振り返った。来年1月14日まで。(※Aは◯の中にA)


オープニングセレモニーで「ビッグコミック」への思いを語った(左から)さいとう・たかをさん、藤子不二雄Aさん※、ちばてつやさん=9日、川崎市中原区の市市民ミュージアム(※Aは◯の中にA)
オープニングセレモニーで「ビッグコミック」への思いを語った(左から)さいとう・たかをさん、藤子不二雄Aさん※、ちばてつやさん=9日、川崎市中原区の市市民ミュージアム(※Aは◯の中にA)

 同誌は1968年、手塚治虫さん、石ノ森章太郎さん、さいとう・たかをさんら5人の作家陣で創刊した。少年漫画を読んでいた読者層の受け皿として、大人が楽しめる作品を掲載。大人気少年漫画「あしたのジョー」の作者のちばてつやさんは「少年漫画を描いてきた僕にとって、いろんなジャンルを広げてくれた。(ビッグコミックが)なかったら30年前に引退していた」とうなずいた。


1千冊以上に渡る過去のビッグコミックが並ぶ。一部は手にとって読むこともできる。=川崎市中原区の市市民ミュージアム
1千冊以上に渡る過去のビッグコミックが並ぶ。一部は手にとって読むこともできる。=川崎市中原区の市市民ミュージアム

 今回の企画展は、創刊期の白土三平さんの「野犬」や連載50周年を迎えたさいとうさんの「ゴルゴ13」の原画をはじめ、現在人気を博している石塚真一さんの「BLUE GIANT SUPREME」のデジタル作画原稿など、約320点が並ぶ。千冊以上に及ぶバックナンバーも展示され、一部は手にとって読むこともできる。小学館の担当者は「50周年を迎えたが雑誌は古いものではない。常に今の時代を描いており、大人の娯楽として存在していることが分かる」と話す。


飾られた原画を鑑賞する藤子不二雄A※さん=川崎市中原区の市市民ミュージアム(※Aは◯の中にA)
飾られた原画を鑑賞する藤子不二雄A※さん=川崎市中原区の市市民ミュージアム(※Aは◯の中にA)

 毎週月曜(12月24日、1月14日を除く)と12月25日、同29日~1月3日の年末年始は休館。一般800円、65歳以上・大学生・高校生600円、中学生以下は無料。11月25日、来年1月13日にはトークイベントも予定されている。問い合わせは、同館電話044(754)4500。


オープニングセレモニーに参加した(左から)さいとう・たかをさん、藤子不二雄A※さん、ちばてつやさん=9日、川崎市中原区の市市民ミュージアム(※Aは◯の中にA)
オープニングセレモニーに参加した(左から)さいとう・たかをさん、藤子不二雄A※さん、ちばてつやさん=9日、川崎市中原区の市市民ミュージアム(※Aは◯の中にA)

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