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免許返納の高齢者を支援 真鶴町、バス・タクシー割引

社会 神奈川新聞  2018年11月06日 19:59

協定を締結した真鶴町の宇賀一章町長(左)と小田原署の川瀬伸二署長=真鶴町役場
協定を締結した真鶴町の宇賀一章町長(左)と小田原署の川瀬伸二署長=真鶴町役場

 真鶴町は11月から、高齢者の運転免許証の自主返納支援事業に乗り出している。返納した高齢者にバスやタクシーなどの割引チケット2万円分を支給する。町は同町を管轄する小田原署と連携して事業の周知を図るとともに、高齢者の事故防止につなげたい考えだ。

 町や署によると、対象は、今年4月1日以降に運転免許証を自主返納した65歳以上の町民。署から交付された「申請による運転免許の取消通知書」か「運転経歴証明書」の写しのいずれかと印鑑を町役場に持参すれば、町内を走る路線バスやコミュニティバス、タクシーで利用可能な200円分の割引チケット100枚、計2万円分を受け取ることができる。

 町は、2018年度に交付された国の「過疎地域等自立活性化推進事業交付金」1千万円のうち100万円を活用。公共交通の利用を促進することで自宅に閉じこもりがちな高齢者の外出を促し、地域の活性化につなげることなども狙いとしている。町人口7365人(10月1日現在)のうち65歳以上の高齢者は40・81%を占めるが、18年度は50人分の支給を見込んでいるという。

 10月30日には署と同町が協定を結んだ。川瀬伸二署長は「高齢者による事故防止への効果がある」と期待し、宇賀一章町長は「人の命を守ることが最優先。県内で広がっていけば」と話した。町は19年度も事業を継続する方針としている。


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