1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 【講道館杯柔道】男子81キロ級、小原が初の栄冠 代表へ望み

【講道館杯柔道】男子81キロ級、小原が初の栄冠 代表へ望み

スポーツ 神奈川新聞  2018年11月04日 14:58

【男子81キロ級決勝】佐藤正大(下)を破り優勝した小原拳哉 =千葉ポートアリーナ
【男子81キロ級決勝】佐藤正大(下)を破り優勝した小原拳哉 =千葉ポートアリーナ

 試合中は表情を崩さない男子81キロ級の小原(東海大相模高-東海大-パーク24)が悲願の初優勝の瞬間、目を閉じて喜びをかみ締めた。「高校時代からずっと2位とか3位だったので、何としても勝ちたかった」

 今大会は、来年に行われる世界選手権日本代表の第1次選考に位置付けられる。小原は「五輪(代表)争いに関わるためには優勝が絶対条件。負ければそこから漏れてしまう」と強い覚悟で畳に立っていた。

 一進一退の決勝は、延長戦(ゴールデンスコア)で「課題にして練習してきた」という立ち技から寝技への素早い連動で横四方固めを決めた。昨年の決勝で開始45秒に腕ひしぎ十字固めで屈した悔しさを晴らした。

 初戦からの5試合で決まり技が全て異なる変幻自在ぶりを発揮し「自信にもなったし、成長を感じる」と実感を込める。

 所属のパーク24には高藤直寿や橋本壮市ら東海大相模高OBがおり、「追い付け、追い越せでやっています」と互いに高みを目指す。「パワーは負けない」と胸を張る24歳は「チャンスはある。自分を信じて戦いたい」と日本代表争いに望みをつないだ。

女子70キロ級、朝飛七は準V 
前回上回るも悔しさ


【女子70キロ級決勝】田中志歩に敗れ、惜しくも準優勝に終わった朝飛七海(下)
【女子70キロ級決勝】田中志歩に敗れ、惜しくも準優勝に終わった朝飛七海(下)

 女子70キロ級の朝飛七(桐蔭学園高-桐蔭横浜大1年)は決勝で敗れて惜しくも準優勝。初出場で3位に入った前大会を上回ったが、「ここで優勝することで東京オリンピックに近づく第一歩になると思って臨んでいた」と悔しがった。

 試合開始から積極的に前に出て、一度は投げ技で技ありを奪ったかに見えたが、ビデオ判定で取り消された。延長5分56秒、大内返しを決められ畳の上で天を仰いだ。

 昨夏のインターハイ団体で、今大会同じ階級に出場した妹・真実らと桐蔭を初の頂点に導いた。大学進学後も着実に成長しているが、10月の世界ジュニア選手権は2回戦敗退。その後「何かを変えないといけない」と父・大さんと打ち込み稽古を行うなど、強い気持ちでこの日を迎えていた。

 これから過熱する五輪代表争いに向け痛い敗戦となったものの「立ち止まっているわけにはいかない。何とか食らい付いていきたい」。まだまだ夢は諦めない。

2回戦敗退「まだまだ」


 今夏のインターハイ女子団体で桐蔭学園高の3位入賞に貢献した女子70キロ級の朝飛真(2年)が初出場。2回戦で払い巻き込みでポイントを奪われ、惜しくも敗れた。相手の寺田(桐蔭横浜大)とは練習でも何度も顔を合わせた間柄だが、朝飛真は組み手争いでいい形をつくれず「自分の力はまだまだと感じた」と反省した。

 それでも大舞台の雰囲気を味わい「小さい頃からの憧れ。うれしいし、感謝したい。トップ選手と互角に戦えるようになりたい」と前を向いた。


シェアする