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津波に備える 三崎港で1500人訓練、ドローンも活用

社会 神奈川新聞  2018年11月04日 02:00

津波で海に流された市民を救助する訓練を行う消防職員ら=三崎港
津波で海に流された市民を救助する訓練を行う消防職員ら=三崎港

 「津波防災の日」(5日)を前に、大津波を想定した訓練が三浦市の三崎港などで行われた。県と同市の主催で、自衛隊や海上保安庁、県警など27の関係機関から計約1500人が参加。沿岸に住む地域住民も高台まで避難するなどし、備えの意識を新たにした。

 訓練はマグニチュード(M)8・5の地震が発生し、7分後に高さ11・2メートルの津波が港に到達するとの想定で行われた。

 行政などは防災行政無線に加え、拡声器を付けた小型無人機「ドローン」も使い、安全な場所に避難するよう市民らに呼び掛けた。

 港近くの複合施設「うらり」にいた観光客らはパトカーに先導され、津波避難ビルに指定されている三崎水産卸売市場の7階まで避難。沿岸に住む市民も近くの高台へ移動した。

 津波到達後の引き波で海に流された市民を救助したり、ドローンやヘリコプターで被害状況を上空から確認したりする訓練も行われた。

 終了後、浅羽義里副知事は「住んでいる地域の標高の確認や、迅速な避難行動の必要性を改めて認識してもらえた」と講評。「訓練の成果を十分に生かし、災害への備えを万全なものにしてほしい」と呼び掛けた。

 政府は2011年の東日本大震災の教訓を風化させないため、大津波が紀伊半島や四国などを襲った安政南海地震(1854年)にちなみ、5日を「津波防災の日」に定めた。

 5日には政府主催のシンポジウムが川崎市で開かれる。


津波避難ビルに指定されている三崎水産卸売市場の7階を目指す訓練参加者ら
津波避難ビルに指定されている三崎水産卸売市場の7階を目指す訓練参加者ら

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