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楽天指名の明大・渡辺「プロで首位打者を」 名将の祖父との夢へ

スポーツ 神奈川新聞  2018年11月01日 21:42

「星野さんのように熱い気持ちを持ってプレーしたい」と意気込んだ渡辺=明大の内海・島岡ボールパーク
「星野さんのように熱い気持ちを持ってプレーしたい」と意気込んだ渡辺=明大の内海・島岡ボールパーク

 楽天からドラフト6位指名された横浜高出身の明大・渡辺佳明が1日、東京都府中市の内海・島岡ボールパークで指名あいさつを受けた。今秋の東京六大学リーグで打率4割2分の首位打者は「自分のバッティングを貫いてプロの舞台でも首位打者を目指したい」と熱い思いを口にした。

 横浜高・渡辺元智前監督(73)を祖父に持つ左の巧打者。高校時代は浅間大基、高浜祐仁(ともに日本ハム)らに隠れた存在だったが、明大に進み逆方向への打撃を開花させた。

 リーグ戦で現役最多の通算95安打をマーク。大学4年間(353打席)で17三振も誇れる数字だ。内野ならどこでも守れるユーティリティープレーヤーで、大学「侍ジャパン」日本代表として昨夏のユニバーシアード制覇にも貢献した。

 この日訪れた楽天・後関昌彦スカウトは「しつこく粘ってから、ここぞというときに打てるバットコントロールにほれ込んだ。1軍出場を自ら勝ち取って活躍してほしい」と期待する。

 幼い頃から祖父に連れられて遠征に同行していたこともあり、対戦したい投手は横浜高OBの涌井秀章(ロッテ)だという。「小さいときに一番遊んでくれて野球を教えてくれた先輩。真剣勝負の舞台で戦えるなんて光栄なこと」と白い歯を見せる。

 楽天は2013年に明大の大先輩に当たる故星野仙一氏が日本一に導いた球団だ。渡辺は「星野さんのように熱い気持ちを持ってプレーして高校、大学と自分の代でできなかった優勝を楽天で果たしたい」という。

 神宮を沸かせたヒットメーカーは、祖父から託された「やがて人生の勝利者たれ」という言葉を胸に刻み、「祖父との夢」だったプロの打席に向かう。


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