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旧東海道でスタンプラリー 横浜で町の歴史、老舗が案内

話題 神奈川新聞  2018年11月01日 10:16

スタンプラリーを歓迎する「桑名屋」の4代目店主・近藤博昭さん =横浜市保土ケ谷区
スタンプラリーを歓迎する「桑名屋」の4代目店主・近藤博昭さん =横浜市保土ケ谷区

 横浜市保土ケ谷区内の旧東海道沿いの店舗を巡る「まちかど博物館スタンプラリー」が11月4日まで、開かれている。昔から今に続く8店を「まちかど博物館」と位置付け、展示物や“館長”の話から町の歴史を知ってもらうことを狙いにしている。

 保土ケ谷は、江戸時代に多くの旅籠(はたご)や商店が建ち並び「程ケ谷宿」としてにぎわった。古くから営業する店も多く、情緒あるたたずまいや人情味ある店主の人柄など、昔懐かしい雰囲気が残る。「積み重ねてきた歴史を知ってほしい」(同区区政推進課)との思いから、地域の店舗の協力を得て、同区が2008年に同博物館を始めた。「もっと多くの店から、地域の話を聞いてほしい」という店側の声もあり、13年からは毎年スタンプラリーを開催している。

 1886年創業の老舗そば屋「桑名屋」は初回開催から協力する。4代目店主・近藤博昭さん(70)は「そば屋で地元の歴史が知ることができたら面白いでしょ」と笑顔で語る。江戸時代の船宿をイメージした店構えをしており、宿場町を描いた浮世絵や、街並みを再現した模型が飾られている。近藤さんは「町のことを知ってもらうのは俺たちもうれしいよ」と来店を歓迎する。

 1948年からこの地で営業する「キク薬局」の山方正枝さん(79)は「昔から人情味があるのが、この町のいいところ」と語り、薬包み体験や昭和初期に使っていた古道具の展示などを協力。他にも旅籠の面影を残す「旅籠本金子屋跡」や、古道具と昔の写真を展示する「ゑびすや」などタイムスリップした気分を味わいながら巡ることできる。

 3個以上のスタンプを集めると、特製グッズがプレゼントされる。問い合わせは同区区政推進課電話045(334)6228。


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