1. ホーム
  2. 社会
  3. 専門病棟、1日オープン 横須賀市立市民病院

リハビリまで一貫体制
専門病棟、1日オープン 横須賀市立市民病院

社会 神奈川新聞  2018年10月31日 02:00

歩行練習のための器具などを備えた新設のリハビリルーム=横須賀市立市民病院
歩行練習のための器具などを備えた新設のリハビリルーム=横須賀市立市民病院

 急性期の治療を終え、症状の安定した患者がリハビリに取り組む専門病棟が11月1日、横須賀市立市民病院(同市長坂)にオープンする。これまでリハビリを始める回復期の患者は転院する必要があったが、入院から在宅復帰まで一貫した医療を提供できる体制を整備。患者が安心して日常生活に戻れるよう、チームでサポートする。

 同病院の東棟3階に開設するのは「回復期リハビリテーション病棟」。病床は個室を含む計34を用意。歩行練習のための器具などをそろえたリハビリルームを新たに設けた。

 回復期の患者が利用する。回復期とは脳梗塞やくも膜下出血といった脳血管疾患のほか、大腿(だいたい)骨頚部(けいぶ)骨折などの重傷を患い、治療を経て、症状が安定し始めた状態を指す。

 看護師、看護助手、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の計26人が専従。患者1人に対してチームを編成し、別棟地下1階にあるリハビリ室も併用しながら、患者に集中的なリハビリを施す。


回復期リハビリテーション病棟の4床部屋=同病院
回復期リハビリテーション病棟の4床部屋=同病院

 回復期のリハビリを専門とする病棟は市内では、衣笠(同市小矢部)、よこすか浦賀(同市西浦賀)、市立うわまち(同市上町)の3病院が整備しているが、市西側にはなかった。

 急性期病院の市民病院はこれまで、リハビリを必要とする回復期の患者を、市内外の医療機関に転院させていた。ただ地域ニーズに加え、看護師らの確保にも一定のめどが付いたこともあり、2008年2月に閉鎖した旧一般病棟の1フロアを整備した。

 病棟の佐久間照美看護師長は「転院で主治医が代わり、知らない環境でリハビリをするより、慣れた環境で取り組む方が安心感がある」と説明。「患者が自信を持って帰宅し、日常生活を過ごせるように全力で協力したい」としている。


シェアする