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【桐蔭24年ぶりV】最後に輝いた背番号1 長谷川が好救援

高校野球 神奈川新聞  2018年10月29日 02:00

6回から登板、2安打無失点と好投した桐蔭学園の長谷川
6回から登板、2安打無失点と好投した桐蔭学園の長谷川

 最後に桐蔭の背番号1が輝いた。六回から登板の右腕長谷川が2安打無失点の好救援で、歓喜をもたらした。

 3点を勝ち越した直後の起用に燃えた。「投手5人で試合をつくるのが今の桐蔭だけど、最後には自分が立っていたいという気持ちはあった」。九回1死一、三塁のピンチでも投げ急がず、三ゴロと左飛で締めた。

 武器はインコース攻めだ。「前までは使える球が直球しかなくて、それで内側をえぐり外をうまく使おうと磨いてきた」。最速138キロの速球で縦横を広く使い、荒れた展開を鎮めてみせた。

 東京・神宮シニアから桐蔭を選んだ。「周囲から桐蔭は勝てないと言われる中、それを覆そうという雰囲気に引かれた」。反骨の伝統校という気概が原動力だ。

 この秋、実質的なエースは左腕の伊礼だった。それでも片桐監督は背番号1をこの右腕に託し続けた。優勝を遂げた指揮官は、翌春の大舞台を念頭にこう注文を付けた。

 「やっぱり、『エース』が欲しい」

 長谷川も応じる。「桐蔭の背番号1の重さは分かっている」。もっと競い、高め合え-。その一日一日が、桐蔭復活の足跡となるはずだ。


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