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地下道がアート空間に 平塚駅北口に地元芸術家らが壁画

話題 神奈川新聞  2018年10月28日 11:35

絵画教室の子どもたちも加わり、地下道に描かれた壁画
絵画教室の子どもたちも加わり、地下道に描かれた壁画

 JR平塚駅北口の駅前広場地下道を明るく彩ろうと、平塚市内を拠点に活動する芸術家らが壁画を描いている。買い物客らが行き交う中、豪快に絵筆を振るい、「街の中にアートのある風景を楽しんでほしい」と願いを込めている。

 「平塚地下道ミュージアム」と称し、若手芸術家が集まる「1761studio」と障害者らでつくる「ギャラリークーカ」が協力。殺風景な地下道を明るくしようと、昨年初めて地下道の通路と階段に計17作品の絵画を描いた。今年は西側の約50メートルの通路に新たに7作品が加わる。

 今年の制作作業は23日から28日まで。幅3・6メートル、高さ1・8メートルのパネルに5人の芸術家らが思い思いの絵を描き、通行人を楽しませている。

 27日には美術家の岩崎夏子さんと宮本仁彦さんがライブペイント。宮本さんの作品は湘南の海岸風景をモチーフにした「平塚マンダラ」。宮本さんが講師を務める絵画教室「その絵の会」(平塚市八重咲町)の子どもたちも加わった。宮本さんは「絵を通じて見た人と心の会話ができれば」と話した。

 また、岩崎さんの指導で湘南工科大学付属高校の生徒も壁画を制作。人とロボット、動植物を表現した図形をパズルのように組み合わせ、「共存」をテーマにした。

 発案者の同校3年、佐々木俊輔さんは「何かが欠けることなく存在するからこそ、美しい地球があるということを表現したかった」と説明。同じく3年の須藤大貴さんは「多くの人が見ている前で絵を描くのは、めったに味わえない貴重な体験」と作業に汗を流した。

 落成式は11月3日。スケッチ大会やライブペイントのイベントも行われる。


壁画の制作に取り組む湘南工科大学付属高校の生徒ら=JR平塚駅北口
壁画の制作に取り組む湘南工科大学付属高校の生徒ら=JR平塚駅北口

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