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母が愛した畑、巨大カボチャでにぎわい 伊勢原

話題 神奈川新聞  2018年10月26日 12:53

巨大なカボチャを育て飾り付けも手掛けた茱萸田さん=伊勢原市粟窪
巨大なカボチャを育て飾り付けも手掛けた茱萸田さん=伊勢原市粟窪

 31日のハロウィーンを前に、伊勢原市粟窪、無職茱萸田(ぐみだ)義春さん(72)の畑で巨大なカボチャが並び、人気を集めている。風船などで飾り付けられ、地域住民や市外から訪れた人が見入り、24日には近くの保育園の園児がカボチャを転がして遊ぶなど、にぎわいを見せた。

 茱萸田さんは母親が脳梗塞で倒れた3年ほど前、母親が好きな花を見られなくなったことを悲しく思い、「家の近くでも車いすで花を見られるように」と、自宅横の畑にコスモスやザル菊を植えた。大きくて変わった形のカボチャも作ろうと、「アトランチック・ジャイアント」というコンテスト用の品種の種を買った。直径約1メートルまで育ち、「最初にしてはよくできた」と振り返る。

 母親は昨年、93歳で亡くなり、畑をやめようかとも考えた。しかし畑に来る地域住民から「体が続く限りは続けてほしい」と懇願され、世話を続ける決意をした。

 今年はコスモスがピンクや白、ザル菊が黄色い花を咲かせているほか、17個のカボチャが並び、大きなものでは直径約50センチ、重さ約60キロにもなる。畑は作物を傷つけないことを条件に、自由に見学できる。年末までの展示を予定している。

 茱萸田さんは「追肥に苦労したが、訪れる人がカボチャを見て、楽しんでもらえたら作りがいがある」と畑を見渡し、「もっと大きな100キロ級のカボチャを育ててみたい」と笑顔で話した。

 場所などの問い合わせは、茱萸田さん電話080(6740)4309。


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