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〈時代の正体〉日本第一党、11月3日に横浜で講演計画 ヘイト事前規制の市指針なく

時代の正体 神奈川新聞  2018年10月25日 02:00

横断幕を掲げ日本第一党のヘイト街宣に抗議する市民ら=10月14日、JR鶴見駅東口
横断幕を掲げ日本第一党のヘイト街宣に抗議する市民ら=10月14日、JR鶴見駅東口

 人種差別や排外主義を掲げる極右政治団体「日本第一党」が11月3日、横浜市保土ケ谷区の保土ケ谷公会堂で講演会を計画していることが分かった。差別的言動をしてきた第一党党首の桜井誠氏が登壇予定。施設の指定管理者が許可した。来春の統一地方選に向け、第一党の活動の活発化が予想される中、ヘイトスピーチを事前に規制する指針がない同市を含め、自治体の公共施設の利用許可の在り方が問われる。

 市によると、第一党側から利用申請があったのは8月4日。公会堂の指定管理者が受理し、その日のうちに許可した。利用許可の権限は指定管理者にあり、施設設置者の市は、10月に入ってから今回の計画を把握、提出書類を確認した。団体名や利用したい場所、日時などを明記するのみの書類からは、人権侵害や他の利用者らに危害を及ぼす危険性は読み取れず、市としても許可の取り消しはできないと判断した。

 隣接する川崎市はヘイトスピーチ解消法に基づき策定したガイドライン(指針)で、活動歴や告知情報などから差別的な発言が行われる恐れがあり、他の利用者に著しい迷惑を及ぼす危険がある場合、公共施設の利用を不許可や許可の取り消しができると定める。

 一方、横浜市公会堂条例は「公安または風俗を害する恐れがある時」などは利用を許可しないと明記するものの、ヘイトスピーチを事前に防ぐための指針はない。今月12日の定例会見で、林文子市長は

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