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海老名ツタヤ図書館継続へ 市が指定管理者に再選定

政治行政 神奈川新聞  2018年10月24日 02:00

全国2例目の「ツタヤ図書館」として注目を集めてきた海老名市立中央図書館=同市めぐみ町
全国2例目の「ツタヤ図書館」として注目を集めてきた海老名市立中央図書館=同市めぐみ町

 「ツタヤ図書館」と話題を集めたものの運営手法を巡り賛否を呼び、次期指定管理者の選定先が注目されていた海老名市の図書館について、同市がレンタル大手「TSUTAYA(ツタヤ)」を傘下に持つカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を含む4社の共同事業体を選定したことが23日、分かった。従来の図書館像にとらわれない「改革」の試みは継続される見通しとなった。

 市は市政方針を決定する最高経営会議を同日に開催。中央(同市めぐみ町)と有馬(同市門沢橋)の2館と、有馬に併設する門沢橋コミュニティセンターの計3施設の管理業務を一体的に担う次期指定管理者として、CCCを代表とする4社の共同事業体「えびな学びコンソーシアム」を選定した。

 4社には、市の図書館運営で現在もCCCと共同事業体を組む図書館流通センター(TRC)、主に門沢橋コミュニティセンターの施設管理に当たるとみられる相鉄企業などが含まれる。

 市によると、次期指定管理者の公募は7~8月に実施。現場説明会に6社が訪れていたが、応募は同コンソーシアムのみだった。学識経験者や市幹部で構成する選定委員会の検討などを経て候補に決まっていた。

 今後、11月に開会する市議会第4回定例会で議案が提出される見通しで、議決を経て最終決定する。決まれば運営期間は2019年度から5年間となる。

 市立図書館を巡っては14年度に指定管理者制度を初導入。15年に刷新した中央図書館は年中無休で書店やカフェを併設、イベントにも力を入れ、利用を伸ばした。全国2カ所目の「ツタヤ図書館」と注目を集める一方、海外の風俗店を紹介する旅行ガイドなど「不適切図書」の混入などのトラブルも相次ぎ、館運営の方向性の違いから一時はTRCがCCCとの協力関係を解消する方向で検討に入るなどした経緯もあった。

 内野優市長は同日の会議後、「古い図書館の(考え方の)ままだと進化しない。CCCとTRCでお互い尊重しながらより発展させてほしい」と述べた。


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