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神奈川の注目選手
ドラフト 運命の日へ(6)東芝・岡野祐一郎(投手) 直球磨き代表で活躍

スポーツ 神奈川新聞  2018年10月24日 02:00

「プロに進むなら1年目から勝たなければ意味がない」と青写真を描く東芝のエース岡野祐一郎
「プロに進むなら1年目から勝たなければ意味がない」と青写真を描く東芝のエース岡野祐一郎

「プロに進むなら1年目から勝たなければ意味がない」と青写真を描く東芝のエース岡野祐一郎
「プロに進むなら1年目から勝たなければ意味がない」と青写真を描く東芝のエース岡野祐一郎

 苦しいときこそ最速148キロのストレート。東芝の右腕・岡野祐一郎には、勝負どころで頼れる武器がある。

 実力を証明したのが、「真っすぐが通用したことが一番の収穫」と振り返る今夏のジャカルタ・アジア大会。社会人「侍ジャパン」日本代表として台湾との準決勝に先発し、二回2死満塁のピンチを空振り三振で脱した。六回途中無失点で3大会ぶりの決勝進出に貢献。「日本のエースは岡野」と大会前に石井章夫監督(54)に言わせた通りの活躍だった。

 決め球を磨く原動力となったのは「頂点に立てなかった悔しさ」だ。ルーキーイヤーの昨季は都市対抗大会4強の立役者になったが、続く日本選手権では力任せのボールをはじき返された。

 「ただ速い球を投げていた」という青学大時代からの課題を見つめ直し、シュート回転を防ぐために体の開きを抑える工夫を重ねた。選手寮では同部屋の捕手・柴原健介とビデオで相手打者を分析。「考えて投げることを徹底し、三振も奪えるようになった」と語る。

 ドラフト会議前、最後の公式戦だった9月の日本選手権関東代表決定戦。アジア大会から帰国直後の登板で6イニングを完璧に抑えた。福島・聖光学院高時代は闘志むき出しだった右腕は「淡々と投げればリズムも乱さない」と大人の投球術も身に付けた。

 「1年間を通してローテを守って、勝てる投手にならなければ意味がない」。即戦力の自覚を持って、プロの世界へ飛び込む決意だ。

おかの・ゆういちろう 宮城・門脇中(石巻中央シニア)-福島・聖光学院高-青学大-東芝。投手。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。24歳。


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