1. ホーム
  2. 社会
  3. 奉仕の心、20年の歩み 明治学院大ボラセンター記念イベント

奉仕の心、20年の歩み 明治学院大ボラセンター記念イベント

社会 神奈川新聞  2018年10月21日 02:00

パネル展示のほか、ホヤのジャーキーなど岩手県大槌町の名産品を振る舞い町のPRをした学生メンバー=明治学院大学横浜キャンパス
パネル展示のほか、ホヤのジャーキーなど岩手県大槌町の名産品を振る舞い町のPRをした学生メンバー=明治学院大学横浜キャンパス

 明治学院大学ボランティアセンター(横浜市戸塚区)の設立20周年記念イベントが20日、同大横浜キャンパスで開かれた。センター所属の学生らが、活動をまとめたパネルを示しながら日頃の取り組みを紹介。これまでの学びを振り返る機会にもなり、節目の年に思いを新たにした。

 1995年の阪神・淡路大震災で学生が支援に当たったのを機に、98年に同キャンパスにセンターが誕生。現在は学生約200人が所属し、7団体の中から関心のある分野で活動している。

 この日はセンター内外の計10団体の活動をパネルで展示。中国文化、格差やジェンダー、食糧問題といった世界の諸課題、地域交流など内容はさまざま。マレーシア・ボルネオ島の森林保全につなげようと現地の淡水パールで手作りしたアクセサリーを販売し、売り上げを寄付する団体のブースも盛況だった。

 センターの学生事務局長で社会福祉学科3年の佐藤千香子さんは、東日本大震災で被災した岩手県大槌町・吉里吉里(きりきり)地区の復興支援団体に所属。山形県出身で震災発生時は中学1年。同じ東北の一員として被災地への思い入れは強く、「大学生だからできることをしたい」とメンバーと年に数回現地に赴いている。

 中学生を対象にした学習サポートや子どもたちとの交流、運動会への参加など、継続した活動は地域に密着。同学科3年の渡辺日向子さんは地域行事がにぎわいを見せているという吉里吉里地区の現状を説明しつつ「人々のつながりの強さがこの地域の魅力。卒業後も通い続けたい」と活動の充実ぶりを明かした。

 パネル展示のほか、初代センター長の加山久夫同大名誉教授による公開講座やトークセッションも行われた。


シェアする