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〈時代の正体〉カウンター呼び掛け、ツイッターで拡大 日本第一党、14日に全国一斉街宣

時代の正体 神奈川新聞  2018年10月12日 10:00

約300人のカウンターが集まった日本第一党のヘイト街宣=7日、川崎駅東口
約300人のカウンターが集まった日本第一党のヘイト街宣=7日、川崎駅東口

【時代の正体取材班=石橋 学】極右政治団体・日本第一党が14日、全国28カ所でヘイト街宣・デモの開催を予告している。「反移民デー」と称し、差別をあおり排外主義を流布させる一斉行動に対し、それぞれの地元で抗議のカウンター(対抗行動)の呼び掛けがツイッターで広がる。県内では横浜・鶴見駅前が人権侵害を防ぐ最前線となる。

 第一党は差別団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)をつくった桜井誠氏が党首を名乗り、在特会関係者やヘイト活動家が名を連ねる。カウンターはその活動を無効化させるアクションだ。抗議の声でヘイトスピーチをかき消し、政治団体とは名ばかりの差別扇動団体だと道行く人たちに周知する。街宣参加者を圧倒する人数で集い、社会に正義を示す。

 〈鹿児島でヘイト街宣があることをさっき知り、怒りで体が震えている。初カウンターだけど、1人でもやるって決めた〉

 街宣・デモが告知されている札幌から沖縄まで、ツイッターでは決意表明が相次ぎ、呼び掛けが続く。

 〈プラカードを掲げるだけでも通行人に何が起き、何に抗議しているかが伝わる。いてくれるだけでいい〉〈言論の自由を考えて躊躇(ちゅうちょ)する人もいるだろう。他人の人権を踏みにじる言論の自由などありません〉


川崎駅前のヘイト街宣で掲げられたプラカード=7日
川崎駅前のヘイト街宣で掲げられたプラカード=7日

行政にも呼び掛け


 とりわけ非難が集まっているのが鶴見駅前での街宣だ。京浜工業地帯を抱える鶴見区には在日コリアンのほか、南米と沖縄にルーツがある日系人が多く暮らす。

 7日に川崎駅前で行われた街宣がマイノリティー集住地区を狙う目的と被害の大きさを物語る。「外国人追放」を唱える旗が掲げられ、「川崎は外国籍による自治区」「われわれが納めた税金を外国人に使うなんてもってのほか」などのヘイトスピーチが発せられた。デマで「敵」を仕立て排斥をあおる常とう手段。

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