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認知症カフェ、湯河原にオープンへ 歌や会話、ヨガで交流

話題 神奈川新聞  2018年10月12日 09:55

認知症カフェのオープンを知らせるチラシを持つ菊入亜紀子さん
認知症カフェのオープンを知らせるチラシを持つ菊入亜紀子さん

 認知症の当事者や家族だけでなく、最近物忘れが気になる人らも気軽に集い語り合える「認知症カフェ」が16日、湯河原町吉浜にオープンする。認知症の人らが交流できる場は県内各地に広がっているが、同町では初めて。初回以降も参加無料で、月1回開催していく。運営する女性は「心のよりどころになれば」と話している。

 カフェを運営するのは、同町に住む菊入亜紀子さん(56)。地元に家族が不安を吐露する機会は設けられていたが、当事者や症状に悩む人が、家族や地域住民と一緒に楽しんだり、交流を広げたりする場があればと、実体験を通じて感じていたという。

 菊入さんが夫(74)の様子が気になり始めたのは、2、3年前。物忘れが多くなり、同じことを何度も言ったり、怒りやすくなったり…。夫が戸惑いを見せる一方で、菊入さんはイライラして気持ちが沈みがちだった。

 不安を共有する機会だけでなく、自分たちが暮らす町に「希望が持てる場がほしい」と、自ら動くことを決断。町の担当者や医療関係者らに相談したほか、他の自治体の認知症カフェを参考にするなどして、オープンにこぎ着けた。

 特別養護老人ホーム「シーサイド湯河原」のホールを会場とし、「ハーモニカフェ湯河原」と命名。身近な楽器と感じているハーモニカを演奏しながら歌を楽しむほか、お茶を飲んで会話したり、笑いの体操とヨガの呼吸法を組み合わせた「笑いヨガ」を体験したりするという。

 「体を動かしたり笑ったりしながら元気になれる場にしていきたい」と意気込む菊入さん。くつろいだ環境を提供し、心をほぐしていきたいという。

 第3火曜日の午後2~4時に開催。申し込み・問い合わせは、菊入さんにメール(akikok@post.nifty.jp)。


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