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【台風24号】農林水産業被害5億円 県内

社会 神奈川新聞  2018年10月12日 09:42

 台風24号による県内の農林水産業の被害が少なくとも約5億円に上ることが11日、分かった。県の集計によると、ハウスの破損や収穫を控えた野菜、果樹の損傷など農畜産業に約3億5862万円の打撃を与えたほか、林業でも被害額は約9932万円に上った。詳細な調査が及んでいないケースもあり、被害総額はさらに膨らむ見通した。

 農畜産業では、三浦市でダイコン、キャベツが大きなダメージを受けたほか、農業用ハウス10棟や牛舎1棟の破損など、被害総額は速報値で約1億6057万円となった。川崎市や横須賀市でも農業倉庫や鶏舎が壊れるなど2500万円を超え、相模湾沿岸地域では塩害も甚大という。

 山北町では、治山工事現場で約7千立方メートルの土砂が流出したほか、倒木などで林道10路線が通行止めとなり、復旧に約9160万円かかる見通し。水産業では、平塚市漁協などで定置網や漁船などに約2962万円の被害が出た。

 ただ、大和、南足柄、寒川、松田の各市町では被害額を調査中としており、被害総額はさらに数千万円程度上積みされる可能性もある。県は「現地調査で回り切れていない箇所もある。生育の回復やハウスの復旧など、支援していきたい」としている。

 同日の県議会環境農政常任委員会で報告した。


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