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【神奈川大学野球秋季リーグ】神大14年ぶり連覇に王手 

スポーツ 神奈川新聞  2018年10月03日 02:00

【横浜商大-神奈川大】0-0の6回表神大1死満塁。6番冨岡の三塁打で生還し、歓喜に沸く主将夏井(中央)ら=サーティーフォー相模原球場
【横浜商大-神奈川大】0-0の6回表神大1死満塁。6番冨岡の三塁打で生還し、歓喜に沸く主将夏井(中央)ら=サーティーフォー相模原球場

【横浜商大-神奈川大】0-0の6回表神大1死満塁。6番冨岡の三塁打で生還し、歓喜に沸く主将夏井(中央)ら=サーティーフォー相模原球場
【横浜商大-神奈川大】0-0の6回表神大1死満塁。6番冨岡の三塁打で生還し、歓喜に沸く主将夏井(中央)ら=サーティーフォー相模原球場

 神奈川大-横浜商大3回戦と関東学院大-横浜国大2回戦が2日、サーティーフォー相模原球場で行われ、首位の神大が6-1で2勝1分けとし、関東大が7-3で連勝してそれぞれ勝ち点を挙げた。神大は勝ち点4で14年ぶりのリーグ連覇へ王手。関東大は勝ち点2で3位・商大と並んだ。2位は桐蔭横浜大。

 神大は0-0の六回1死満塁で6番・冨岡泰宏(3年)が走者一掃の三塁打を放った。関東大は弥栄高出身の伊藤優希(3年)が初先発し、六回途中3失点で初勝利を飾った。

 第6週第1日は6日、横浜スタジアムで神奈川工大-商大、桐蔭横浜大-国大の1回戦2試合を行う。


神大、貪欲に戦い独走


 14年ぶりの連覇に王手をかけ、「貪欲に戦うことができた結果」と神奈川大の主将夏井。単独首位を走る勝負強さで均衡を破ったのが六回だ。

 先頭のキャプテンが中前打で出て勢いづいた。1死満塁となって打席には6番・冨岡。「汚い打球でもいいからヒットを打つのが役目」と痛烈な三塁打で先制。岸川雄二監督(45)の持つシーズン最多22打点の記録に、あと6と迫った。

 五回まで4度も併殺を喫して無得点だったが、「チャンスがあるからこそ」と指揮官は前向きに捉えていた。六回にはチャンスで4番政井が歩かされたが、「それなら5、6番が一球に執着心を持ち打てばいいだけ」とナインの気持ちは一つだった。

 初戦敗退した全日本大学選手権の悔しさからスタートした秋の陣で、連覇が見えてきた。それでも、「優勝どうこうではなく闘志むき出しで挑む」と夏井。再び凱歌(がいか)を響かせるまで泥くさく戦う。


商大、V逃し2位へ一丸 
今季で指揮官勇退


 14季ぶりの優勝で勇退を飾る-。そんな夢を逃した横浜商大の佐々木正雄監督(70)は「一つの賭けに出た俺に責任がある」と涙を浮かべた。


優勝を逃し、ロッカールームでうなだれる横浜商大ナインと佐々木監督(50)
優勝を逃し、ロッカールームでうなだれる横浜商大ナインと佐々木監督(50)

 六回だった。それまで4安打無失点に抑えていた飯田が満塁のピンチを招く。ここで指揮官は左腕藤村の名をコール。ただ「早くこの回を終わらせたかった」と捕手の嘉門が振り返ったように、ナインには焦りがあった。藤村が投じた2球目のスライダーは甘く入り、走者一掃の三塁打で流れは相手に傾いた。

 この秋は主将西林をけがで欠きながら、開幕カードで1年ぶりに勝ち点獲得。今春10連敗の悔しさをバネに「勇退する監督を男にする」とナインは奮起してきたが、春の王者の壁は厚かった。

 まだ2位に入って関東地区選手権出場の望みはあり、指揮官は「苦しくても全員が一つになるしかない」と締めた。


伊藤が初先発初勝利


 関東学院大の伊藤が初先発初勝利。五回に3ランを浴びたが、直球を軸に好投し、「体全体を使って投げられた」と納得の表情だった。

 最速147キロ右腕は、弥栄高時代には加賀谷監督(現厚木北高)から「強気で思いっきり投げろ」と教えを受けたという。伊藤は秋季県大会準決勝に挑む恩師に、「お世話になったし頑張ってほしい」とエールを送った。


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