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川崎に消防訓練の新拠点 運用開始控え内覧会

話題 神奈川新聞  2018年09月30日 02:00

実火災を再現した訓練が行える模擬火災訓練室=川崎市宮前区1丁目の消防訓練センター主訓練塔
実火災を再現した訓練が行える模擬火災訓練室=川崎市宮前区1丁目の消防訓練センター主訓練塔

 川崎市消防訓練センター(同市宮前区犬蔵1丁目)の主訓練塔が完成し、29日に内覧会と訓練展示が行われた。消防職員や団員が訓練を行うための新たな活動拠点の門出に、関係者約200人が駆け付けた。10月上旬から運用が始まる。

 新設した主訓練塔は総工費約4億7千万円。鉄筋コンクリート造りの地上4階建てで、延べ床面積は約987平方メートル。1階には実火災を再現できる模擬火災発生装置が置かれた訓練室をはじめ、化学火災時の泡放射訓練室がある。

 上階にはマンホールでの事故を想定した立て坑訓練ができるほか、アパートやマンションの一室を模した部屋を設置。屋上には2種類のヘリコプターの降下訓練ができるなど施設の老朽化に伴う立て替え工事で、消防力を高める最新鋭施設が整備された。

 同市消防局の下山亮介警防課長(60)は「時代に合わせた設備ができた。熱を感じることができるなど、実戦に近い形で訓練ができるようになる」と強調した。同市の福田紀彦市長は「市民の生命、財産を守るために、いい訓練施設ができた。技術の向上に努めてもらいたい」などとあいさつした。


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