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海老名IC直近に工業・流通新拠点 交通利便性に企業注目

経済 神奈川新聞  2016年11月02日 02:00

土地区画整理事業地
土地区画整理事業地

 圏央道・海老名インターチェンジ(IC)直近に新たな工業・流通拠点が誕生する。海老名市中新田5丁目の約12ヘクタールを組合主体で開発する「海老名運動公園周辺土地区画整理事業」が1日、県に認可された。2017年4月に着工、21年3月の完了を目指す。近隣では新東名高速道路の整備も進行中で、交通利便性に注目する複数の企業から誘致の問い合わせが既に寄せられているという。

 市によると、事業地は農地を中心とした市街化調整区域。地権者96人が13年3月に準備組合を設立、工業系用地の開発を検討、16年3月に事業計画を県に申請した。事業費は約26億4千万円。

 市街化区域編入と合わせて県の認可が同日、得られたことで11月下旬に組合が設立される予定。17年4月に着工、整備が終わった区画から順次販売していく。県道46号と接続する外周道路や公園、緑地も整備する。

 同市内では10年2月、圏央道・海老名ICが開設され、事業地はその出入り口から約500メートル。新東名と圏央道が接続する海老名南ジャンクション(JCT)も建設中で、17年度末には厚木南IC間が先行供用される。

 工業系の土地区画整理事業は市内では初めて。長期の景気低迷で市内の産業空洞化を懸念する声もあったが、圏央道の開通後は交通利便性の向上を見込んだ企業の進出が周辺で活発化している。

 内野優市長は「市内には工業系用地が不足しており、企業誘致による雇用効果を期待したい。事業地内を横断する市道53号バイパスの整備を進めており、交通渋滞対策も講じている」と話している。


圏央道沿いの海老名運動公園周辺土地区画整理事業の対象地周辺=海老名市中新田5丁目
圏央道沿いの海老名運動公園周辺土地区画整理事業の対象地周辺=海老名市中新田5丁目

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