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【バスケ県高校秋季大会】男子は桐光V、女子はアレセイア

スポーツ 神奈川新聞  2018年09月18日 02:00

写真左から【桐光学園-横浜清風】第4クオーター、桐光学園・鈴木雄が87点目を決める【アレセイア-鵠沼】第2クオーター、アレセイア・古木が21点目を決める
写真左から【桐光学園-横浜清風】第4クオーター、桐光学園・鈴木雄が87点目を決める【アレセイア-鵠沼】第2クオーター、アレセイア・古木が21点目を決める

 バスケットボールの第71回全国高校選手権大会(ウインターカップ)の県予選を兼ねた県高校秋季大会は17日、海老名総合体育館で男女決勝を行った。男子は桐光学園が91-71で横浜清風を下し、女子はアレセイアが71-57で鵠沼を破った。桐光は2年ぶり5度目、アレセイアは2年連続2度目の優勝。

 桐光は主将の鈴木悠斗(3年)が23得点で攻撃をけん引。アレセイアは第3クオーターに渡辺菜緒(同)の3点シュートなどでリードを広げた。

 桐光とアレセイアは12月23日から7日間、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われるウインターカップに出場する。

伝統の堅守速攻で完勝
桐光、2年ぶり5度目V


 伝統の「堅守速攻」で2年ぶりの栄冠を手繰り寄せた。男子は桐光学園が20点差をつけて完勝。両チーム最多の23点をたたき出した主将の鈴木悠は、「相手は勢いがあった。我慢の試合だった」と冷静に振り返った。


【桐光学園-横浜清風】第4クオーター、桐光学園・鈴木雄が87点目を決める=海老名総合体育館
【桐光学園-横浜清風】第4クオーター、桐光学園・鈴木雄が87点目を決める=海老名総合体育館

 立ち上がりから素早い攻守の切り替えでリズムに乗った。第2クオーターにガードの鈴木雄が3点シュートを沈めると、続けざまにゴール下からもポイントを重ねる。チームは13連続得点で主導権を握り、後半も鈴木響の鋭いドライブなどで流れを渡さなかった。

 夏は主力を張る鈴木雄が左足のけがから復活を遂げ、全国総体では3度目となる最高成績のベスト8進出を果たした。しかし、チームの誰一人として喜びには浸らなかった。「また8強の壁を破れなかった。悔しさばかりが残った」(鈴木悠)という。

 初の全国4強、さらにその先を目指す戦いが始まる。10月の福井国体には6人が神奈川代表に選ばれており、国体メンバーの鈴木悠は「いち早く全国のレベルを味わうことができる。ベスト8以上に進み、ウインターカップへ勢いをつけたい」。あらゆる経験を力に変え、集大成の冬に挑む。

「4冠」自信に夢舞台へ
アレセイア、2年連続2度目V


 新たな歴史を切り開いた。女子のアレセイアは県新人戦と関東県予選、県総体に続いて秋季大会も制し、創部4年目で初の県内4冠を達成。主将の宮は「勝って当然というプレッシャーで緊張が収まらなかった」と胸をなで下ろした。

 光ったのは31-24の第3クオーターだ。シューター渡辺が立て続けに3点シュートを沈めると、下級生の古木が積極的に中へ切り込んで得点を量産。リードを17点に広げて試合を決めた。これで県内公式戦は7大会連続で負けなしだ。


【アレセイア-鵠沼】第2クオーター、アレセイア・古木が21点目を決める
【アレセイア-鵠沼】第2クオーター、アレセイア・古木が21点目を決める

 今夏の全国総体(インターハイ)は1回戦でいきなり強豪・岐阜女と相まみえ、50-63で敗れた。相手はその大会で準優勝。「勝てる試合だった」(宮)という悔しさと同時に、全国トップレベルとも戦える自信をつかんだ。

 2年連続のウインターカップ。初戦敗退した1年前の悔しさを知るメンバーがほぼ残る。全国の上位を目指しているからこそ、張一監督(51)も「まだまだ。自分たちの色が出せていなかった」と手厳しい。キャプテンは「ここがスタート。これから3カ月、さらにチームを高めていきたい」と冬の飛躍を誓った。

横浜清風、三たび屈す


 男子の横浜清風は関東県予選、県総体に続いて、三たび桐光学園に敗れた。日本代表としてプレーした経歴を持つ三宅監督は、「桐光は一年を通して強かった。だが、選手たちは全国8強の相手に力を出し切ってくれたと思う」と教え子の奮闘をたたえた。

 オフには3年生16人全員で海やテーマパークに行くなど仲が良く、結束力の高さが持ち味だった。主将の村井は「今までで一番、自分たちらしいプレーができた。下級生はまだまだ実力不足だが、必ず強くなってくれるはず」と期待した。

鵠沼、初優勝に届かず


 初優勝を狙った女子の鵠沼が女王・アレセイアに食い下がった。最終クオーターで20得点を奪って点差を縮め、細木監督は「アレセイア対策ばかりしてきた。スター選手もいない中でよくやった。自分の娘のようなチーム」と涙を浮かべた。

 今夏は創部初めて全国切符をつかみ取るなど大きく躍進。主将の相田は「負けたけれど、完全燃焼できた。後輩たちにはインターハイとウインターカップの両方に出て、歴史をさらに塗り変えてほしい」と下級生に思いを託した。


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