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原子力空母の横須賀配備10年 市民団体「危険性を問い続ける」

社会 神奈川新聞  2018年09月18日 02:00

「これからも原子力空母の危険性を伝え続けたい」と訴える呉東共同代表 =横須賀市本町の産業交流プラザ
「これからも原子力空母の危険性を伝え続けたい」と訴える呉東共同代表 =横須賀市本町の産業交流プラザ

 米海軍横須賀基地(横須賀市)に原子力空母が配備されて今月で10年になるのに合わせたシンポジウムが17日、同市本町の産業交流プラザで開かれた。市民団体「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」が主催し、市民ら約100人が参加。会の活動を振り返るとともに、「今後も原子力空母の危険性を市民に伝え続けたい」と決意を新たにした。

 同基地には2008年9月、通常型空母「キティホーク」と交代で、原子力空母「ジョージ・ワシントン」が入港。15年10月からは2隻目となる「ロナルド・レーガン」が配備されている。

 シンポジウムでは「これまでの10年、これからの10年」をテーマに、弁護士でもある同会の呉東正彦共同代表が講演した。

 呉東共同代表は「原子力空母は原発ほど情報公開が徹底していない。原子力空母の原子炉はどうなっていて、どんな危険性があるかという情報がなかなか見えてこない」と課題を指摘。「それらを克服するために10年間、米海軍に対しても情報公開請求をやってきた。これからも原子力空母の危険性を誰にでも分かるようにしていかないといけない」と述べた。

 これに対して市民からは、「一人一人が原子力空母の母港化反対という声を上げれば、自治体は動く。原子力空母は決して安全ではない」などといった意見が出された。


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