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「横須賀海堡丼」に4種類 要塞上陸ツアーにちなみ開発

話題 神奈川新聞  2018年09月12日 19:03

東京湾のアナゴ一本を使用した「セントラルホテル」の横須賀海堡丼(横須賀市提供)
東京湾のアナゴ一本を使用した「セントラルホテル」の横須賀海堡丼(横須賀市提供)

 横須賀市や国などが11月まで試験的に行う「第二海堡(かいほう)」(千葉県富津市)への上陸ツアーを盛り上げるため、市内の飲食店など4店舗が、東京湾に浮かぶ海上要塞(ようさい)をイメージした創作料理を考案した。東京湾で採れる地魚を生かし、人工島の形や大砲などを表現。今後行われる一部のツアーで昼食に提供されるほか、15日から順次、各店で味わえる。

 「横須賀海堡丼」と名付けられたメニューを考案したのは、セントラルホテル(若松町)、地魚料理なぶら(新港町)、磯料理・旅館やまに(走水)、かねよ食堂(同)の市内4店舗。8年前から「海堡丼」を販売している富津市商工会のアイデアを得て、市などでつくる横須賀集客促進実行委員会が海沿いの店舗に協力を呼び掛けた。


「なぶら」は、酢飯とカサゴでL字を作った(横須賀市提供)
「なぶら」は、酢飯とカサゴでL字を作った(横須賀市提供)

 セントラルホテルは、東京湾で採れたアナゴを1本使い、島内にある灯台に見立てた。なぶらは、第二海堡の形のL字を、酢飯とカサゴで表現した。


小さく握ったすしで大砲の弾を表現した「かねよ食堂」のメニュ-(横須賀市提供)
小さく握ったすしで大砲の弾を表現した「かねよ食堂」のメニュ-(横須賀市提供)

 かねよ食堂は、小さく握った「手まりずし」で大砲の弾を表した。素材はその日採れた地元の物を使うという。やまには、建設当時の第二海堡の図面が描かれたマットを作成。丼の下に敷いて客に出す予定で、食べても、見ても楽しい一品に仕上げた。


「やまに」は、第二海堡の設計図を描いたマットを敷く
「やまに」は、第二海堡の設計図を描いたマットを敷く

 第二海堡(約4万1千平方メートル)は明治から大正にかけ、首都・東京を防衛するために建設された人工島の一つで、砲台跡やれんが遺構が現存する。

 これまで一般の立ち入りは禁止されてきたが、市や国土交通省などでつくる推進協議会は観光資源として生かすため、実施者として企業5社を選び、9月15日からトライアルツアーを行う。11月までに計23回開かれる予定で、うち12回で「海堡丼」が提供される。

 「海堡丼」は1650円から2千円(税別)。数量限定や予約が必要な店舗もある。予約、問い合わせは各店舗へ。


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