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猛雨 東日本はいま(6)避難対応 地域ごとに異なる解

社会 神奈川新聞  2018年09月11日 10:19

満潮時の水位が地表よりも高く、浸水の恐れが高い荒川沿いの「ゼロメートル地帯」=東京都江戸川区
満潮時の水位が地表よりも高く、浸水の恐れが高い荒川沿いの「ゼロメートル地帯」=東京都江戸川区

 海からの強い風で川面が波立つ。近くには東京スカイツリー。サイクリングやジョギングを楽しむ人が行き交う河川敷と宅地を隔てる堤防の傾斜面に、地域のリスクを知らしめる表示がある。

 「+2・1m満潮位」。東京都江戸川区の住宅地。家々が立ち並ぶ路面より高い位置にあるその表示は、この一帯が「海抜ゼロメートル地帯」であることを示している。

 秩父山地を源に関東平野を流れ、東京の下町から東京湾に注ぐ1級河川・荒川は、流域人口980万人という日本有数の大河川だ。その下流部にあり、隅田川や江戸川も流れる東京都の江東5区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川区)は、洪水と高潮の両方に悩まされてきた。

 温暖化を考慮した未来図はより深刻で、住民計260万人のうち250万人が大規模氾濫による浸水想定域に居住。最悪ケースの浸水では深さが最大で10メートル、多くの地域で2週間続くことが見込まれる。都市機能がまひする厳しい予想を踏まえ、8月に一つの解を導いた。

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