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小田急の線路でまた陥没 伊勢原、始発から一時運休  

社会 神奈川新聞  2018年09月07日 21:13

直径約1・5メートル、深さ2メートル弱にわたって陥没が発生した小田急線の線路=伊勢原市池端(小田急電鉄提供)
直径約1・5メートル、深さ2メートル弱にわたって陥没が発生した小田急線の線路=伊勢原市池端(小田急電鉄提供)

 7日午前3時45分ごろ、伊勢原市池端の小田急線愛甲石田-伊勢原間の線路内で、砂利が敷かれた路盤が直径約1・5メートル、深さ2メートル弱にわたって陥没しているのを、始発運転前の点検をしていた係員が発見した。小田急電鉄などが原因を調べているが、同区間では4月にも線路脇で陥没が起きている。

 同社によると、今回の陥没は上下線の線路の間で発生。同社は穴に土のうを詰めて対応した。このため、同線は本厚木-伊勢原間で午前5時すぎの始発から運転を見合わせ、同6時20分ごろ、運転を再開した。特急ロマンスカーを含め上下線計15本が運休し、通勤客ら約4千人に影響した。

 現場から愛甲石田駅方面に約1・9キロ離れた線路脇(同市石田)では4月30日、直径約1メートル、深さ約3メートルの陥没が起きた。同社は、線路下に埋設された市の汚水管が破断し、土砂が流れ込んだことが原因だったと発表した。


線路の路盤が陥没した現場周辺で作業を見守る伊勢原市職員ら=同市池端
線路の路盤が陥没した現場周辺で作業を見守る伊勢原市職員ら=同市池端

 今回も線路のほぼ真下に用水路が流れる陶器製の管があり、市がカメラを入れて調べたところ、管の内部がつぶれている様子が確認された。市経済環境部は「管の老朽化が原因の一つではないか」とみている。

 同社は当面、最高時速90キロのところを45キロとする速度規制をかけ、現場近くに係員を常駐させて対応する。同社では4月の陥没後、線路下を通る配管約1200カ所を目視で点検したが、異常は確認されず、線路の浮き沈みもなかったという。


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