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【バスストップ】東急・城01系統(13)下田上町 障害者と地域交流を

話題 神奈川新聞  2018年09月07日 17:48

午後の活動を前に、ストレッチで準備を整える通所者ら=港北区障害者地域活動ホームしもだ
午後の活動を前に、ストレッチで準備を整える通所者ら=港北区障害者地域活動ホームしもだ

 港北区障害者地域活動ホームしもだ(横浜市港北区下田町)は、今年で開所から30周年を迎(むか)えた。重度の身体障害がある人たちが活動する「よつばホーム」に、知的障害のある人の地域作業所「コスモス」が合体し、2001年から機能強化型活動ホームとして再出発した。

 複数団体が運営に関わってきたが、11年にNPO法人「げんき」として連結・連合。現在は区内から21人が通所し、11人の常勤職員が、非常勤職員やボランティアと共に運営している。

 開所の頃(ころ)から関わる元事務局長の大原日恵(ひえ)さん(77)は「地域の方々との交流を大切にしてきました」と振り返る。例えば毎年5月のバザー。「販売品の提供や値段付け、当日の販売、そして購入(こうにゅう)。地域の皆さんにさまざまな場面で協力いただき、30回続けてこられました」

 このホームに入ると、開放感を覚える。各部屋が吹(ふ)き抜(ぬ)けになっているからか、スタッフや利用者が明るいからか。20年以上通所している男性(40)はアルミ缶回収などの作業に精を出す傍(かたわ)ら、この夏は「高校野球を見るのが楽しかった」と語る。

 所長になって3年目の水越(みずこし)弘子さん(47)は「障害がある人にも、個々の持つ“力”があります」とし、「通所者の活動を支えるボランティアを募集しています。気軽にドアをたたいてください」と呼び掛(か)ける。「見学」と堅苦(かたくる)しく考えず、ちょっと足を運んでみるだけで、外からでは分からない、この施設(しせつ)の居心地(いごこち)の良さが感じられそうだ。問い合わせは同ホーム電話045(562)3600。

 次回からは都筑区の「センター南駅」を出発し、青葉区の「江田駅」に至る路線を紹介します。
(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2018年8月30日掲載】


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