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【バスストップ】東急・城01系統(8)高田交差点 バラの花をジャムに

話題 神奈川新聞  2018年09月07日 17:38

自宅栽培のブルーベリーに囲まれ、人気のジャムやピクルスを手にする市川さん夫妻=横浜市港北区の「ジャム工房 高田」
自宅栽培のブルーベリーに囲まれ、人気のジャムやピクルスを手にする市川さん夫妻=横浜市港北区の「ジャム工房 高田」

 住宅街の中にある「ジャム工(こう)房(ぼう) 高田」(横浜市港北区高田東)は、自宅でジャムを製造・販売する隠(かく)れた店。今年で5周年を迎え、保存料無添加(てんか)の製品を自宅店舗(てんぽ)とインターネットで販売している。

 店主の市川宏司(こうじ)さん(58)は、ジャムを作り始めて20年。最初は観光農園で摘(つ)み取ったブルーベリーを自宅でジャムにし、おいしさに魅了(みりょう)された。会社勤めだったが営業許可を取り2013年に開業。妻の恭子(きょうこ)さん(55)も販売業務を手伝う。

 ブルーベリーやブラックベリー、レモンは自宅の庭で栽培(さいばい)している果物を使う。自家栽培以外の材料を使う場合は「国産で、無農薬・減農薬のものを使っています」と市川さん。

 ジャムは果物とグラニュー糖を鍋(なべ)に入れ、煮詰(につ)めて作る。市川さんは「果物から出るペクチンという成分が砂糖と混ざることで、とろみが出ます。配合のバランスが難しくて」と話す。煮詰めすぎると色が変わるため、時間をかけないことも大事。「絶妙のとろみと色合いで完成したときと、お客さんのほめ言葉は何よりうれしいです」

 自慢の品は「バラの花びらジュレ」。自宅栽培しているコンテ・ド・シャンボールの花びらを、リンゴの紅玉(こうぎょく)をベースに作ったジャムに漬(つ)ける(130グラム税込(こ)み580円)。神奈川の野菜を使ったピクルス(360グラム同680円)も人気だ。

 顧客(こきゃく)はネットが7割、来店が3割。市川さんは今後の目標として「パン店などにジャムを置いてもらうなどして販路を広げ、認知度を高めたい」と語った。店や商品の詳細(しょうさい)はホームページ「ジャム工房 高田」で確認できる。

次回は「高田駅」
(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2018年7月26日掲載】


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