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新型コロナ
「自粛うんざり」じわり人出 初夏の陽気 海岸混雑

社会 神奈川新聞  2020年05月18日 05:00

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が39県で解除され初の日曜となった17日、外出自粛要請が続く神奈川の行楽地でも人出が戻りつつある傾向が見られた。繁華街の混雑はかつての週末にほど遠いものの、湘南海岸などにはレジャー目的の家族連れらが続々と来訪。悪天候だった前日の反動もあるとみられ、警戒の緩みを懸念する声が相次いだ。


親子連れやカップルなどでにぎわう片瀬西浜・鵠沼海水浴場=17日午後2時20分ごろ、藤沢市
親子連れやカップルなどでにぎわう片瀬西浜・鵠沼海水浴場=17日午後2時20分ごろ、藤沢市

 湘南海岸エリアは、初夏の陽気に誘われた多くのレジャー客らで大混雑した。緊急事態宣言下で例年と変わらぬにぎわいが戻り、住民からは「もう自粛はうんざり」との声も聞かれた。

 江の島(藤沢市)を臨む片瀬海岸西浜は海に入る親子連れやサーファーが目立ち、海岸に面した国道134号は県内外のナンバーの車で渋滞が起きた。


県内外のナンバーの車で渋滞する国道134号=17日午後2時15分ごろ、藤沢市
県内外のナンバーの車で渋滞する国道134号=17日午後2時15分ごろ、藤沢市

 犬の散歩で訪れた女性(60)は「本当は良くないことかもしれないけど、久しぶりに湘南の海に人が戻ってホッとした」。1カ月ぶりに親子4人で訪れたという市内の男性(35)も「子どもたちもずっと家の中にいてストレスもたまっている。心苦しいけど自粛はもう限界」と打ち明けた。

 一方、江の島の商店街はほぼ全ての土産物店や飲食店が休業を続けており、観光客の姿はまばら。4月から休業している老舗食堂の女性(79)は「以前はほとんどが中国人観光客。日本人の客だけではやっていけない。もう元に戻ることはできない」とため息をついた。

「来て」とは言えず 鎌倉

 古都・鎌倉は、散策や買い物に訪れた観光客や住民の姿が多くみられた。感染拡大前のにぎわいには遠く及ばないものの、地元では「5月に入ってからは人通りが多い方」との見方が相次いだ。

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