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たすきつなぐ認知症患者と支援者 15日、「RUN伴」

話題 神奈川新聞  2018年09月03日 17:19

認知症支援のシンボルカラー・オレンジ色のTシャツなどを着て走る参加者=昨年の「RUN伴+三浦半島」
認知症支援のシンボルカラー・オレンジ色のTシャツなどを着て走る参加者=昨年の「RUN伴+三浦半島」

 認知症の人や家族、支援者らがたすきをつないで三浦半島内をリレーする「RUN伴(とも)+(プラス)三浦半島」が今年も、9月15日から3日間の日程で開かれる。日本全国を縦断する啓発イベントの三浦半島版として始まり、今回で3回目。「認知症の人が暮らしやすい地域をつくる」との趣旨が浸透し始め、参加者も確実に増えている。実行委員長を務める玉井秀直さん(48)は「三浦半島を、認知症の人が住みやすい地域にしたい」と意気込んでいる。

 日本全国を縦断する啓発イベント「RUN伴」は認知症になっても安心して暮らせる地域を目指し、NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が2011年から始めた。

 その趣旨に共感し、当時、本家のコースに含まれていなかった三浦半島でも開こうと、福祉関係者が実行委をつくり、16年9月に最初の「RUN伴+三浦半島」を企画。延べ約130人が参加した。玉井さんは「認知症の人が外出するきっかけを提供するとともに、認知症への正しい理解を広めたいと思った」と振り返る。

 趣旨を理解した上で参加してもらうための工夫にも余念がない。参加者が延べ約350人に増えた2回目から、イベント前に「決起集会」を開き、認知症サポーター養成講座などを実施。今回も9月8日に県立保健福祉大学(横須賀市)で行い、イベントのこれまでの歩みを知ってもらうほか、養成講座やトークセッションで、認知症への理解を深めてもらう予定だ。

 3回目の今回は、海沿いなど約60キロを駆け抜ける。初日が逗子-横須賀間(約22キロ)、中日が横須賀-三浦間(約16キロ)、最終日が三浦から横須賀、葉山を通って逗子まで(約22キロ)と配分した。中継点の間隔が長いコースに移動式の簡易休憩所を設けるなど、熱中症対策にも万全を期す。

 「RUN伴+三浦半島」は参加無料。実行委は、イベントへの参加者や伴走者、ボランティアなどを募っている。走るだけでなく、車いすや徒歩でも参加できる。14日までに、原則はメール(runtomoplusmiura@gmail.com)で申し込む。ただし、当日参加も可能。8日の決起集会の定員は500人で、申し込み不要。問い合わせは、実行委の服部誠さん電話080(5095)5763。


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