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【自民総裁選キーパーソン・下】小泉 沈黙続ける党の顔

政治行政 神奈川新聞  2018年08月30日 18:17

総裁選を巡る言動に注目が集まる小泉氏(中央)。手前は菅官房長官、奥側で腕を組むのは石破元幹事長=7月18日、衆院本会議場
総裁選を巡る言動に注目が集まる小泉氏(中央)。手前は菅官房長官、奥側で腕を組むのは石破元幹事長=7月18日、衆院本会議場

 異国での充実した日々を物語る笑顔が、うんざりしたような表情に一変した。
 
 自民党元幹事長の石破茂が総裁選に出馬表明した翌日の11日朝、成田空港。視察先のインドから帰国した党筆頭副幹事長の小泉進次郎(衆院11区)は、待ち構えていた2台のテレビカメラを振り切り、無言のまま空港を後にした。
 
 他県の視察先や地元横須賀の花火大会など、行く先々でカメラとマイクが向けられる小泉。取材が集中するのは国民的な人気者の言動への関心だけではない。首相(党総裁)の安倍晋三と石破の一騎打ちとなる総裁選への対応が、国会議員票をはじめ地方票の行方を左右しかねないからだ。
 
 「安倍につけば圧勝が確定する。石破支持に回れば接戦に持ち込める可能性が出てくる」
 
 ある県議が解説するように、党内の中堅若手数十人と連携を深める小泉の影響力は小さくない。大差による圧倒的勝利を描く安倍陣営も、国会開会中の発言などを念頭に警戒を隠せずにいる。
 
 森友学園を巡る決裁文書改ざん問題では「平成の政治史に残る大きな事件だ」。加計学園の問題でも「やっぱりおかしい」。安倍政権の政治姿勢に公然と異を唱えるだけでなく、6年前の総裁選で石破を支持した事実があるからだ。
 
 2012年の総裁選。告示前日に石破が気勢を上げたのは、横須賀市内のホテルだった。

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