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「体験型」も充実 横浜の百貨店化粧品売り場 集客へサービス強化

経済 神奈川新聞  2018年08月28日 15:33

シャンプーを試せる自動洗髪機=そごう横浜店
シャンプーを試せる自動洗髪機=そごう横浜店

 横浜駅の東西で、化粧品売り場が活気を見せている。横浜高島屋(横浜市西区)が今年6月に美容サービスを提供する新たな売り場を開設したのに続き、そごう横浜店(同)は8月17日、改装したビューティー・コスメフロアをオープンした。「体験」や丁寧な接客といった百貨店ならではのサービスを売りに、集客アップを見込む。

 そごう横浜店は3度の改装を経て、ブランド数は約70、面積は約4400平方メートルに拡大。日本最大級の化粧品売り場が誕生した。化粧品だけではなく、ドライヤーや美容機器など、美容や健康に関する幅広い商品が並ぶ。2019年度の売り上げは、17年度比約130%増を目指す。

 物販以外に、体験型のサービスにも注力。3月には、百貨店で初めて自動洗髪機を導入。シャンプーやトリートメントの使用感を、購入前に確認できる。スタイリストがブランドを超えて化粧品を提案したり、専門スタッフが顔の毛穴やしみを調べる肌解析も受けられる。


ネイルなどを受けられる「ベルサンパティック」=横浜高島屋
ネイルなどを受けられる「ベルサンパティック」=横浜高島屋

 横浜高島屋は、16年8月と17年9月に化粧品売り場を改装。国内ブランドと海外ブランドに分けた配置を、顧客が目的に合わせて買いやすいようにメーク、スキンケア、高級ブランドの三つに分けた。人気ブランドが出店したほか、各ブランドが週替わりで開くイベントが好調。16年10月から今年4月まで、売上が前年同月を超えた。5月は微減したものの、6、7月は再び上回っている。

 また、今年6月には美容サービスを提供する売り場「ベルサンパティック」を4階にオープン。眉カットやネイル、頭皮ケアなど約70種類のメニューを受けられる。イベントゾーンでは、メークやヘアアレンジの教室を開催。物販ゾーンでは、約50ブランドの商品を購入できる。

 両店共に、会員制交流サイト(SNS)の影響で化粧品の売り上げが近年増加していると分析。また、若年層の購入が増加していると指摘する。そごう横浜店は「昨年ごろから、10~20代の利用が増えている」。横浜高島屋も「平日午後2時ごろから、学校帰りの制服姿が多い。新商品が発売される金曜日は、特に目立つ」と話す。

 ドラッグストアやインターネット通販で購入する人もいる中、百貨店ならではの接客に力を入れる。そごう横浜店は「一人一人の悩みに応じた提案をしたい」と意気込む。横浜高島屋は「販売員の高いスキルで、お客さまに親身になれるのが百貨店の強み」と強調した。


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