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逗子の「消された村 柏原」の記憶を語る 26日に講演会

社会 神奈川新聞  2018年08月20日 14:19

 戦前に、日本軍に土地を強制的に奪われた久木柏原地区(旧柏原村)の歩みを伝える講演会が26日、逗子文化プラザホール(逗子市逗子)で開かれる。市民団体「ちょっと昔の逗子のお話の会」の主催。

 豊かな自然に恵まれた同村は、現在の池子の森自然公園(同市池子)内や周辺にあった。1941年8月、海軍は弾薬庫造営を理由に強制移転を命じ、15戸ほどの住民は故郷を追われた。

 講演会は「消された村 柏原~ふるさとは強制接収されたまま~」と題し、児童文学作家・野村昇司さん(85)らが登壇。時代背景を説き、資料を基に手作りした民話も交え、同村から人々の営みが奪われていった戦前の歴史を紹介する。

 戦後、弾薬庫は連合軍が接収。戦後73年がたつ今も、故郷へ自由に足を踏み入れられない住民がいる。野村さんは「時代がどれだけ移り変わっても、忘れてはいけない戦争の悲劇がある。幅広い世代の心に、村の記憶が残ればうれしい」と期待している。午後2時から4時まで。参加費500円。申し込みは同会事務局の山田さん電話046(871)9674。


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