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文化財にドキドキ 歴史ひもとく企画展 綾瀬で21日まで

カルチャー 神奈川新聞  2018年08月19日 02:00

文化財をテーマに開かれている歴史展=綾瀬市役所
文化財をテーマに開かれている歴史展=綾瀬市役所

 綾瀬市内の遺跡や文化財をテーマにした企画「歴史展」が、同市役所市民展示ホールで開かれている。旧石器時代から江戸時代の遺物約200点が並び、市全体の歴史も振り返ることができる。市制施行40周年の記念事業の一環で、21日まで。

 市内には、東海地方から人々が移住した場所と考えられている弥生時代の環濠(かんごう)集落跡「神崎遺跡」(吉岡)や、徳川家光の乳母春日局ゆかりの済運寺(同)など多くの遺跡や文化財がある。

 今回は神崎遺跡や済運寺など市内9カ所の遺跡や寺などにスポットを当てた。いずれも市内を流れる目久尻川流域にあることから、会場では上流、下流を想定した地点を設け、河川に沿った散策をイメージして展示物を並べている。

 見どころの一つは、東海地方の土器の初展示。静岡県浜松市の博物館の協力を得て、弥生時代の壺など4点を神崎遺跡から出土した同様の土器と一緒に見ることができる。

 市教育委員会生涯学習課によると、同遺跡から出土した土器の9割超が、現在の愛知県東部から静岡県西部にかけて発見された土器と形や模様が似ているという。同地方からの移住の根拠とされており、同課は「実物を見比べて」と話す。

 吉岡遺跡群から出土した約3万7千~8千年前の石器や、済運寺の茶臼・茶釜、高さ約70センチで綾瀬市内最大の縄文土器も展示。同課は「過去に思いをはせ、文化財に親しみを持ってほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。午前9時~午後4時半。問い合わせは、同課0467(70)5637。 


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