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秦野で山岳遭難備え合同訓練 救助隊「登山前に入山届を」

話題 神奈川新聞  2018年08月10日 02:00

訓練で「負傷者」を救助する秦野署員=小丸尾根の中腹(同署提供)
訓練で「負傷者」を救助する秦野署員=小丸尾根の中腹(同署提供)

 秦野市の山中でこのほど、秦野署と市消防本部の山岳救助隊が合同救助訓練を行った。隊員12人が二俣を発着点に後沢乗越、鍋割山、小丸、小丸尾根を経由する約6キロを歩いた。

 昨年3件の道迷い遭難事故が発生した場所をコースとして実施。小丸尾根の中腹では、登山者が斜面を約20メートル滑落した想定で救出訓練が行われた。遭難者役の消防署員を救助隊員が背負い、上にいる別の隊員らがロープで引き上げた。訓練では登山道の案内板の向きや破損の有無も確かめた。

 秦野署山岳遭難救助隊の島脇善紀隊長(58)は「消防署員と声を掛け合い、意思疎通を図ることが大切と感じた。登山者は事前に装備を確かめ、入山届を出してほしい」と話した。

 同署によると、管内における2017年の山岳遭難事故件数は37件(前年比9件増)、死者は2人(同1人増)だった。今年は7月末現在で14件発生し、2人が死亡している。


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