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はれのひ元社長を追起訴、捜査終結へ 新成人損失の刑事責任問えず

社会 神奈川新聞  2018年08月08日 02:00

横浜地検
横浜地検

 成人の日に晴れ着トラブルを起こした振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市中区、破産)の銀行融資詐取事件で、横浜地検は7日、東京都内に本店を置く銀行からも融資金をだまし取ったとして、詐欺の罪で同社元社長(55)=住所不定、同罪で起訴=を追起訴した。認否は明らかにしていない。

 捜査関係者によると、今回の追起訴で一連の捜査は終結する見通し。晴れ着を着られなかった新成人ら顧客の損失については、被告の供述内容や同社の経営実態などを踏まえた結果、刑事責任を問えないと判断したとみられる。

 起訴状によると、被告は2016年8月から9月にかけて、売上高を粉飾して財務状況を良好に見せかけた15年9月期の決算報告書などを都内に本店がある銀行に提出して融資を申し込み、融資金約3千万円を詐取した、とされる。

 捜査関係者によると、被告は新規出店などの名目で、15年9月からの約1年間で10の金融機関から計約6億円の融資を受け、うち約3億円が未返済になっている。受けた融資をほかの金融機関への返済に充てる自転車操業を続けていた疑いがあり、県警などが捜査を進めていた。

 被告は横浜市内に本店のある銀行から3500万円をだまし取ったとして7月13日に詐欺罪で起訴され、同18日には今回の詐欺容疑で再逮捕されていた。


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