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「太陽が落ちてきた」 横浜の被爆者、小学生に体験語る

社会 神奈川新聞  2018年08月08日 02:00

広島での被爆体験を語る西富さん(右)=横浜市鶴見区
広島での被爆体験を語る西富さん(右)=横浜市鶴見区

 原爆の悲惨さや核兵器の恐ろしさを伝える「平和のつどい」が7日、ココファン鶴見(横浜市鶴見区)で開かれた。地元の小学生ら約80人が被爆者らの証言に耳を傾け、平和の大切さを実感した。「鶴見区親と子の原爆パネル展」実行委員会の主催。

 20歳の時に広島の爆心地から5・5キロ離れた地点で被爆した西富房江さん(93)=同市港北区=が登壇。原爆投下時の状況を「まん丸く、真っ赤できれいな光が見え、一瞬まるで太陽が落ちてきたように感じた」と説明した。また、翌7日の死体ばかりが目に入った広島市内の惨状や原爆投下後から高熱を出し、終戦の日に亡くなった父親の様子を証言した。

 区内から参加した小学6年の男児(11)は「爆心地から5キロ以上離れていたのに爆風が来たことに驚いた。これからは原爆の日を重く考えたい」と感想を語った。

 実行委員長の斉藤キヨ子さんは「小学生に真剣に聞いてもらえて良かった。被爆者は高齢化しているが、子どもたちには次世代へも語り継いでほしい」と話した。

 鶴見区役所1階の区民ホールで8日まで、原爆投下直後の広島や長崎の状況や被爆者の様子を伝える写真パネルなど約80点を展示している。


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