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原爆の惨状、街頭パネルで訴え 茅ケ崎、核廃絶へ署名活動も

社会 神奈川新聞  2018年08月07日 02:00

原爆の惨状を伝えるパネルや写真が並ぶ「原爆展」=JR茅ケ崎駅北口のペデストリアンデッキ
原爆の惨状を伝えるパネルや写真が並ぶ「原爆展」=JR茅ケ崎駅北口のペデストリアンデッキ

 広島への原爆投下から73年となる6日、核の惨状を伝える「原爆展」がJR茅ケ崎駅北口のペデストリアンデッキで始まった。核兵器禁止条約が国連で採択されてから1年の今年は核廃絶へ向けた署名活動も行われ、賛同者からは「日本も批准すべき」「日本政府の姿勢は恥ずかしい」といった声が上がった。7日まで。

 原爆投下直後に焦土と化した広島市内の写真や、長崎原爆の熱線で体が焼けただれた「赤い背中の少年」の被写体として知られ、反核運動をけん引した故・谷口稜曄さんのパネル写真など約30点を展示。市民でつくる「平和を考える茅ケ崎市民の会実行委員会」の主催で、実行委員長の小松真知子さん(74)は「被爆者が声を上げ続けてきたことで、核兵器禁止条約の採択が実現した。継続は力なりで、被爆者に代わり、その意思を引き継いで活動を続けたい」と語る。

 6日に広島市で営まれた平和記念式典で安倍晋三首相は昨年に続き、あいさつで条約に触れなかった。茅ケ崎駅前の街頭で署名を呼び掛けた真壁章さん(70)は「日本政府の姿勢はがっかりだ」と憤る。

 企画展に立ち寄った主婦(34)は「学生時代は歴史の勉強から逃げていた。でも子どもが生まれて意識が変わった。なぜ戦争が起きてしまったのか、なぜ核兵器が使われてしまったのか。いま、学びたい」と話した。


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