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市場の目利きが出前授業 釜利谷東小で“プロ”が食育

話題 神奈川新聞  2016年10月28日 02:00

子どもたちを前に、野菜にまつわる授業を行う清水さん=横浜市立釜利谷東小学校
子どもたちを前に、野菜にまつわる授業を行う清水さん=横浜市立釜利谷東小学校

 横浜市中央卸売市場本場(同市神奈川区)で働く“野菜のプロ”による「いちば食育出前授業」が27日、市立釜利谷東小学校(金沢区、許斐(このみ)真也校長)で行われた。全国からこの日の朝、市場に入ってきた新鮮野菜がずらりと並ぶ中、5年生50人が参加。野菜の流通の仕組みや、おいしい野菜の見分け方を学んだ。

 同市場の卸売業者などでつくる横浜市場活性化協議会の主催。子どもたちに野菜や果実、魚を身近に感じてもらおうと、2012年度から開催している。

 講師を務めたのは、横浜丸中青果の清水厚雄さん(48)。日本野菜ソムリエ協会が認定する資格最上級者「シニア野菜ソムリエ」でもある。会場の体育館にはニンジン、ダイコン、キャベツなど14種類の野菜が並べられ、中には市内産のコマツナなどもあった。

 清水さんは野菜の種類は100とも150ともいわれる中、これら14種類が国内で生産される野菜の大半だとした上で「野菜には体の調子を整え、病気になりづらくする栄養素が多く含まれている」と強調。14種類の野菜の花の写真を当てるクイズも行った。

 野菜は生産者から生産団体・農協、中央卸売市場、卸売業者、小売業者を経て消費者の元へ届く仕組みを説明。トマトの見分け方としてお尻の部分に白い放射状の線が入っていると「おいしい可能性が高い」と紹介した。横屋杏佳(きょうか)さん(11)と友納(とものう)璃子さん(11)は「今度スーパーでトマトを見たとき、試してみる」「お母さんに教えたい」と笑顔で話していた。

 続いて、NPO法人横浜ガストロノミ協議会による授業も実施。市内ホテルやレストランのシェフらが、地場野菜を使った料理を披露、食の大切さを伝えた。


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